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世界の航海史上最大級の謎、「HMSテラー」と思われる沈没船を約170年ぶりに発見!壮絶な北極探検の歴史

2016年10月08日 | サイエンスジャーナル

 サー・ジョン・フランクリン

 サー・ジョン・フランクリン(Sir John Franklin, 1786年4月15日 - 1847年6月11日)はイギリスの海軍将校で北極探検家、王立地理協会員。カナダ北極圏の北西航路を開拓する探検の途上で行方を絶つ。乗組員は全員死亡したが、消息はその後14年間謎のままだった。

 フランクリンの最後の北極遠征によって、北極沿岸の調査は未踏の海岸線を500キロメートル足らず残すのみとなっていた。いよいよ北西航路を完成するため十分な装備を持った北極探検隊が送られることが決まった。フランクリンは探検隊の指揮官を熱望し、1845年2月7日に拝命。同年5月19日、軍艦HMSエレバス・軍艦HMSテラーで出発した。

 2隻は頑丈な作りで、快適な船員生活のためスチーム暖房が備えられ、大量の読み物や学習資料、3年分相当の保存食料が支給されていた。この保存食には伝統的な保存方法によるものと缶詰とがあったが、後者については特価販売業者であるステファン・ゴールドナーから供給された。

 

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参考 National Geographic news: 19世紀に消えた北極探検船テラー号ついに発見

北極点グリーンランド単独行 (文春文庫 (178‐4))
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文藝春秋
完全なる敗北―北極点をめぐる栄光と汚辱 (1975年)
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