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地震の空白域で震度7が2回、地震の常識を覆した「熊本地震」から一年、震災に学ぶべき教訓とは何か?

2017年05月27日 | サイエンスジャーナル

 熊本地震から学ぶべきこと

 熊本地震はこれまでの「地震の常識」と呼ばれていたことをことごとく覆しました。内陸部で震度7もの大きな地震が発生した後は、それよりも規模の小さな地震がいくつか発生する可能性はあるものの、ゆるやかに収束するものというのが常識でした。震度7の大きな地震が発生した28時間後にそれをはるかに超える規模の震度7が発生するなどというのは過去に例がありません。

 そのため、最初の「前震」で無事だった家屋がことごとく破壊されてしまい、家に戻っていた多くの住民が被害に遭ってしまいました。

 九州はもともと「地震の無い場所」と思っていた住民も多かったようです。九州地方で近年、記憶にあるのは福岡県の西方沖地震くらい、阪神淡路大震災クラスの大きな内陸型の地震があるとは、住民は露ほどにも思っていなかったのです。さらに震源域が熊本から阿蘇、そして大分の方にまで移動しながら被害地域を拡大させたのも今回初めてのことでした。火山灰が積もった地盤の弱い阿蘇地方では大規模な土砂災害が発生。雨の多いこの地域ではこの後の二次災害にも気をつけなければならないのです。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 All About: 熊本地震から1年、震災から学ぶべき教訓とは何か? 

熊本地震2016の記憶
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弦書房
熊本地震体験記−震度7とはどういう地震なのか? (震災ドキュメント(NextPublishing))
クリエーター情報なし
インプレスR&D

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