Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

ウナギの緑色蛍光タンパク質「UnaG」が、「ビリルビン」で光ることを発見!

2013年06月16日 | ライフサイエンス

 緑色蛍光タンパク質 
 蛍光タンパク質というと、2008年のノーベル化学賞の受賞対象となった緑色蛍光タンパク質(GFP, Green Fluorescent Protein)が有名だ。これは、1960年代に下村脩博士によってオワンクラゲから発見された。

 そして、30年が経過して1990年代にGFP の遺伝子が単離され、生きた細胞にその遺伝子を導入するだけで蛍光を作り出すことができることが明らかになって以来、生物学研究における重要なツールとして、多くの研究者に利用されている。

 しかし、蛍光を発するのはオワンクラゲだけではない。葉緑体も蛍光を発しているし、サンゴやイソギンチャクなど、オワンクラゲ以外のたくさんの生物種から新しい蛍光タンパク質が発見されている。色も緑色以外に、様々な蛍光色を発する蛍光タンパク質が発見されている。

 鹿児島大学の林征一教授(当時)らは、緑色蛍光タンパク質がニホンウナギの筋肉にも存在し、精製に成功したことを2009年に報告したが、蛍光の仕組みについては不明だった。

 今回、理化学研究所がその発光の仕組みを解明。研究グループは、ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)から、緑色蛍光タンパク質に対応する遺伝子を単離。その遺伝子が作るのは139個のアミノ酸からなるタンパク質で、それを“ウナギ”由来の「UnaG(ユーナジー)」と命名した。

 蛍光タンパク質「UnaG」は、何らかの化合物が結合することで初めて蛍光を発することが分かった。研究グループは、その物質は「ビリルビン」であることを特定した。「ビリルビン」は赤血球の色素ヘモグロビンが分解してできる物質である。

 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

光る遺伝子 オワンクラゲと緑色蛍光タンパク質GFP
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アンデスの穀物「キヌア」食料問題の救世主?ビタミン・アミノ酸など栄養豊富

2013年06月14日 | 食品

 食料問題の救世主?
 世界の人口が70億を超えたのは昨年の11月だった。さらに増加し続けていて、食料や原材料、エネルギー、飲料水はすでに足りなくなりつつあり危機にある。 しかし、実は50億人から60億人になるのに12年かかったのに対し、60億人から70億人に達するのには13年かかった。つまり、人口増加のスピードは遅くなっているという。

 そして専門家たちの推測では、増加スピードは落ち続けて、最後には止まるだろうと見られている。おそらく70〜80年後にはそうなるはずだ。そこからは、人口減少が始まるだろう。 先進国では、以前から出生率が問題となっていることは知られている。この数十年、平均的な出生率は、人口の均衡を維持するのに必要な女性1人あたり2.1を下回っている。最新のデータには多少変化もあるが、本質は変わっていない。

 しかし、当面の食料不足はどうするか?世界では、昆虫食や犬食などの文化もあり、ヒトが生きるためには、これまでの食文化を見直す必要もあるかもしれない。しかし、虫を食べるのはどうしても無理!という人も多いだろう。

 そんな人のために、新しい穀物はどうだろう。アンデスの穀物「キヌア」が、食料問題の救世主になる可能性があるとして期待が高まっている。国連は今年を「国際キヌア年」に設定、欧米での人気を背に原産地のペルーやボリビアでは生産、輸出が増えている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:キヌア 

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加熱したのに食中毒?ウェルシュ菌食中毒に注意!NHKためしてガッテン

2013年06月13日 | 健康

 梅雨といえば食中毒だが・・・
 6月13日に雨が降り、ようやく梅雨らしさを感じた。今年の梅雨は雨が少ない。6月14日、沖縄地方では早くも梅雨明けした。

 梅雨といえば気になるのが食中毒。ふだんから食べ物を腐らせない工夫や手洗いなど、予防や対策をしっかりしていると思うが、しっかり加熱したのに食中毒になる場合があるという、衝撃の新事実が明らかになった。

 作って一晩おいたカレーを食べるのが大好きな人は多い。調理の時しっかり加熱したのはもちろん、翌朝食べる前にも5分以上グツグツ火を通したにもかかわらず、なぜか食中毒になる場合がある。その正体はウェルシュ菌。

 食中毒菌というと、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌などだが、その多くは加熱すると死滅してしまう。ところが、このウェルシュ菌加熱しても、小さく縮こまるだけで死滅しない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP ためしてガッテン!:こんなのあり?食中毒の新常識 Wikipedia:ウェルシュ菌 東京都福祉保健局:食中毒を起こす、ウェルシュ菌

食中毒を防ぐ!家庭の調理新常識110―安全な食卓なくして「食育」なし。
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食中毒の予防―O-157、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、ウェルシュ菌、etcから家族を守る (ブティック・ムック (No.204))
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パワー10倍!マグネシウム電池!材料は海水中にほぼ無尽蔵に存在

2013年06月13日 | テクノロジー

 パワー10倍!マグネシウム電池
 マグネシウムを新しいエネルギーとして、活用することを矢部孝東工大教授が、提唱している。理科の授業では、リボン状にしたマグネシウムを燃焼させる実験を行うが、そのとき発生する「熱と光」には驚かされる。これを利用してタービンを回せば発電できる理屈だ。

 そして、マグネシウムは海水中に大量に存在する。たとえば 10t の海水からは 13kg のマグネシウムが採れるという。矢部教授は、太陽光レーザーを使ってマグネシウム化合物を精錬して取り出せば、リサイクルでき、経済的にもエネルギーとして利用可能になると主張している。

 一方、東北大学の小濱教授が開発した、マグネシウム燃料電池がすごい。この電池、 ー極にはマグネシウムを使うが、+極には空気中の酸素を使い、電解液として食塩水を使うからコストがかからない。さらに電力がこれまでの10倍になった。

 空気が+極というとピントこないが、理科の実験で行う備長炭電池。この-極がアルミニウム、+極が空気である。

 また、マグネシウムは酸と反応しよく溶け、アルカリ中では皮膜ができてしまうので、制御が難しかった。しかし、マグネシウムにカルシウムを混ぜることで安定して電力を供給できることを発見!この電地、3週間も回り続け、これまでのものの約10倍も電力があった。

 反応後にできる、水酸化マグネシウムは、矢部教授の太陽光レーザーを利用して、マグネシウムが再生できる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP サイエンスZERO:パワー10倍マグネシウム電池 Wikipedia:空気マグネシウム電池 ざまあみやがれい:マグネシウム発電とマグネシウムの毒性

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便利で美しい!金属・合金とは何か?黄銅、青銅、白銅の違い

2013年06月13日 | テクノロジー

 金属とは?
 金属(metal)とは、展性、塑性(延性)に富み機械工作が可能な、電気および熱の良導体であり、金属光沢という特有の光沢を持つ物質の総称である。水銀を例外として常温・常圧状態では透明ではない固体となり、液化状態でも良導体性と光沢性は維持される。

 単体で金属の性質を持つ元素を「金属元素」と呼び、金属内部の原子同士は金属結合という陽イオンが自由電子を媒介とする金属結晶状態にある。

 地球の環境下において、天然の状態で得られる純金属はごく少数に限られ、ほとんどは酸化物、硫化物、炭酸塩、ケイ酸塩、ヒ化物といった化合物となっている。これらから他の元素を排除して利用に耐えうる金属を取り出す手法を精錬、冶金と言う。

 その方法は加熱して行う乾式精錬法(乾式冶金法)と、電気分解(電解精錬)や溶液内で抽出する湿式精錬法(湿式冶金法)があり、これらは金属と他の元素間に働く結合力(親和力)などから選ばれる。


 
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:合金 金属

見方・考え方 合金状態図
三浦 憲司,小野寺 秀博,福富 洋志
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レーダーで観測!南極大陸の詳細な地形が明らかに

2013年06月11日 | テクノロジー

 南極大陸の詳細な地形が明らかに
 南極大陸の厚さ約3000メートルの氷床下に眠る地形が、最新の地図で詳細に浮かび上がった。

 英国南極観測局(BAS)が作成した地形図「Bedmap2」は、数十年間かけて収集された氷床の標高や厚み、大陸岩盤の地形に関する幅広いデータが基になっている。

 「10年前の前バージョンBedmap1よりも解像度や精度が向上し、観測範囲も広がった」と、NASA本部のチャールズ・ウェッブ(Charles Webb)氏は評価する。同氏は、地球上の凍結地帯、雪氷圏(寒冷圏)に関する科学プログラムを率いる専門家だ。

 例えば、Bedmap1は主に地上からの観測データが基になっており、限界があったという。

 しかし、NASAのプログラム「アイスブリッジ作戦(Operation IceBridge)」では、大陸表面の標高や形状を測定するレーザーや、氷の下に隠された岩盤を測定するアイスレーダー搭載の航空機で南極大陸全域の上空を飛行、データを収拾している。Bedmap2の詳細な氷床3D画像は、NASAのデータに負う部分が大きいという。

 さらに、氷床の表面や下にある小地形も新たにいくつか見つかった。いずれもBedmap1では見過ごされている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:南極大陸 National Geographic news:南極の詳細な地形が明らかに

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世界初!彗星・惑星成長のカギを握る「ダストトラップ」を発見!

2013年06月09日 | 宇宙

 今から楽しみな「ISON彗星」
 今年は彗星接近の年である。パンスターズ彗星は思ったより明るくならなかったが、ISON彗星は、近日点距離が187万km(0.0125AU)しかない、極めて太陽に接近するサングレーザーである。これは太陽の表面からたった117万kmである。このため、2013年の11月からは肉眼で見える明るさとなり、近日点通過前後の11月28日には、視等級がマイナスになり、金星や満月の明るさを超える大彗星になる可能性もある。

 また、史上最も明るくなった1680年の大彗星と呼ばれるキルヒ彗星 (C/1680 V1) と軌道が似ており、これに匹敵するか超える明るさとなる可能性もある。その軌道の性質から、ISON彗星はオールトの雲に由来する可能性が高い。すなわち、軌道が変わらなければ今回の接近が太陽系の内側に入り込む最初で最後の機会であり、二度と太陽の方へ戻ってこないことになる。

 オールトの雲は、太陽系を球殻状に取り巻いていると考えられる仮想的な天体群だがをいう。オランダの天文学者ヤン・オールトが長周期彗星や非周期彗星の起源として1950年に提唱した。存在を仮定されている天体は、水・一酸化炭素・二酸化炭素・メタンなどの氷が主成分であると考えられているが、未発見である。

 今回、他の天体にオールトの雲のような彗星を育てる環境が発見された。発見したのは、オランダ・ライデン大学の大学院生ニンケ・ファン・デル・マレルさんら。アルマ望遠鏡を使って、「ダストトラップ」と呼ばれる彗星を育てる環境を、へびつかい座の方向約400光年先にある恒星「Oph-IRS 48」の円盤に初めてとらえた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP アストトアーツ:惑星成長の鍵を握る「安全地帯」を発見 アルマ望遠鏡:アルマ望遠鏡が発見した彗星のゆりかご Wikipedia:オールト雲 

彗星―その本性と起源
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コメットハンティング 新彗星発見に挑む
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タイで横行する犬の密輸、年20万匹が食用に!日本では10万匹が殺処分

2013年06月06日 | 環境問題

 世界の常識は日本の非常識?
 日本ではエビやカニはよく食べるが、たいして構造上違いのない、他の節足動物を食べる文化がないことを以前述べた。世界の人口が70億を超え、このまま人口が増え続ける状況を考えると、食べる文化を考えなおすことも必要かもしれない。

 そこに必要なのは、これまで常識としていたことを、ぶち壊す意識改革だ。私たちはどうしても新しい考え方が身につきにくいが、意識して新しいもの取り入れることは、グローバルな世界を理解するためには必要なことだと思う。

 日本では、犬というとゴールデンリトリバー、コーギー、トイプードルなどの愛らしいペットをイメージする。犬を食べるなんて考えたこともないだろう。しかし、犬を食べる文化は、現代日本にはないが、過去にはあったし、世界では今でもごく普通のことである。

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参考HP CNNnews:タイで横行する犬の密輸 Wikipedia:犬食文化 NAVERまとめ:殺処分される動物について 

古代中国の犬文化―食用と祭祀を中心に
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世界食文化図鑑―食物の起源と伝播
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面白すぎる恐竜たち!肉食と草食の特徴を持つ恐竜・巨大な爪を持つ恐竜

2013年06月06日 | テクノロジー

 肉食?草食?ジアンチャンゴサウルス
 中国で発見された恐竜の化石は、顎が“草食恐竜”、体が“肉食恐竜”の特徴を持った新種の羽毛恐竜であることが、北海道大学総合博物館の小林快次准教授や中国・河南省地質博物館などの共同研究でわかった。「ジアンチャンゴサウルス」と名付けられ、5月29日付の米オンライン科学誌『Plos One』に発表した。

 化石は遼寧省(りょうねいしょう)の約1億2500万年前の地層から、全身の骨格がほぼそろった状態で発見された。体長は約2メートルと推定される。化石に残っていた羽毛は幅2-3ミリ、長さが10センチほどで、首にほぼ垂直に生えていたとみられ、羽毛恐竜として知られているベイピアオサウルスとは異なる特徴があった。

 骨格を解析した結果、獣脚類(ティラノサウルスなどの肉食恐竜)のうちの、テリジノサウルス類に分類されることが分かった。しかし歯や顎の構造が、恐竜の中でも最も植物食に適応していたとされる鳥盤類(トリケラトプスなど)に似ていることから、草食だったと考えられる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 北海道大学プレスリリース:奇妙な構造を持つ恐竜 Wikipedia:テリジノサウルス

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似て非なる双子惑星“地球と金星”、運命の境界線は0.6~0.8AU

2013年06月05日 | 太陽系

 地球と金星、双子ではなかった
 同じような質量もつことから「双子の星」とも呼ばれる地球と金星だが、太陽からのある公転半径を境として全く違った育ち方をした惑星である可能性が、東京大学大学院理学系研究科の濱野景子特任研究員と阿部豊・准教授、東京工業大学地球生命研究所の玄田英典研究員らの惑星初期進化モデルによって示された。

 それによると、地球は溶融マグマが早く冷却して海が形成されたタイプで、金星は長い間溶融し続け、その間に水を失って干からびたタイプだという。英科学誌「ネイチャー」に発表した。

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参考HP Wikipedia:金星 東京大学プレスリリース:地球と金星は異なるタイプの惑星か?

太陽系型ライト 太陽の周りを土星や木星、金星がまわります
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地球交響曲 ガイアシンフォニー第五番 サウンドトラック
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打倒ソニックブーム!超音速旅客機への挑戦!騒音が1/4に減少

2013年06月04日 | テクノロジー

 コンコルド撤退の理由は?
 東京~NY間の所要飛行時間は、およそ14時間。実はこれ、40年前からほとんど変わっていない。エンジンも機体も当時より格段に進化しているのに一体なぜか?

 実はその元凶は「ソニックブーム」という大騒音!飛行機が音速を超えると必ず起きてしまう現象で「ド・ドーン!」とういう爆音が鳴り響く。この航空機の宿敵を解決し、悲願の「静かな超音速旅客機」の開発に成功することは可能なのか?

 実は超音速旅客機はすでに実現していた。あのコンコルド(Concorde)がそうだ。コンコルドは、イギリスのBACとフランスのシュド・アビアシオンなどが共同で開発した超音速旅客機。初飛行は1969年3月1日。原型機4機を含め、20機が製造された。

 コンコルドは、高度5万5,000~6万フィートという、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度を、マッハ2.0で飛行した。定期国際運航路線をもっていた唯一の超音速民間旅客機でもあった。開発当時は、世界中から100機もの発注があったものの、ソニックブームによる大騒音問題のため、人のいない海上でしか飛行できず、その多くがキャンセルとなった。

 そして、1969年の初飛行以来、限られた航路で運航していたが、2003年11月26日のヒースロー空港着陸をもって全機退役となった。

 ところが、最近、少しずつソニックブームの性質がわかってきて、大騒音を抑えることができるようになってきた。再び超音速旅客機への挑戦が始まっている。その主役は日本だ。

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参考HP サイエンスZERO:打倒!ソニックブーム JAXA:静かな超音速旅客機

航空機設計法-軽飛行機から超音速旅客機の概念設計まで-
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マイクロソフトフライトシミュレータ2000すぐに飛ばせる操縦ガイド―これ一冊でセスナ182から超音速旅客機コンコルドまで飛ばせます!
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赤痢菌の巧妙戦術!「アポトーシス(細胞死)」を起こすカスパーゼを阻害

2013年06月03日 | 微生物・ウイルス

 赤痢菌の巧妙戦術
 通常、我々の細胞が自ら死を選ぶということは考えられないが、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされることがある。このような管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死のことを「アポトーシス」という。

 例えば、我々の細胞の一部は毎日癌化しているが、そのほとんどは、アポトーシスによって取り除かれ続けており、これにより、ほとんどの腫瘍の成長は未然に防がれている。

 我々の腸管にある粘膜上皮細胞にも、病原微生物が侵入して感染すると、免疫反応によって炎症を起こしたり、感染した細胞を自殺(細胞死)させて除去するなどして、からだ全体を守る仕組みがある。

 ところが赤痢菌は細胞内に侵入すると、特異的な物質を分泌して「細胞死」を抑制し、感染した細胞を生き永らえらせていることが判明した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 東京大学:赤痢菌は感染細胞のアポトーシスを阻止する Wikipedia:アポトーシス

細胞死研究総集編―アポトーシス・非アポトーシスの誘導機構から生体機能 (実験医学増刊 Vol. 28-7)
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nature [Japan] August 9, 2012 Vol. 488 No. 7410 (単号)
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ロシアでおよそ1万年前のマンモスの死骸から、不凍結の血液採取!

2013年06月02日 | テクノロジー

 ロシアで、不凍結のマンモス血液採取
 マンモスというと約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)までの期間に生息していた。巨大な牙が特徴で、種類によっては牙の長さが5.2メートルに達することもある。

 現在、温暖化の影響でシベリアの凍土が溶け始めており、その中からマンモスの死骸が出現している。それらは、およそ1万年前に死んだものとみられている。

 ロシア東シベリア・サハ共和国の首都ヤクーツクにあるマンモス博物館は5月31日までに、同共和国北部の北極圏の島で今年5月、凍結状態で見つかったマンモスの死骸から、凍っていない血液とみられる液体を採取したと発表した。

 同博物館のグリゴリエフ館長は「まだ断定できないが、血液である可能性が高い」としており、今後の成分調査を進める。

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参考HP Wikipedia:マンモス

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北極にマンモスを追う 先端科学でよみがえる古代の巨獣 (角川ソフィア文庫)
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巨大小惑星(直径2.7キロ)が地球大接近!人類は「地球防衛軍」を組織せよ! 

2013年06月01日 | 環境問題

 地球はこんなに危険な状態
 先日、2月15日、ロシアの都市チェリャビンスクの上空で隕石が落下したと思ったら、5月31日、巨大な小惑星「1998QE2」が、衛星を伴って地球の近くを無事に通過した。580万キロ月の15倍の距離だった。

 驚くのはその大きさ。直径約2.7キロと巨大で、さらに直径約610メートルの衛星を伴っており、地球に衝突すれば世界規模の大惨事となる恐れもあったため、NASAは監視を続けていた。

 これまで接近した隕石が、砂粒に見えてしまうほどの大きさである。今年2月にロシアに落ちた隕石、4月にアルゼンチンに落ちた隕石、5月に月にクレーターを作った隕石の中では、ロシアに落ちたものが最大で、大気圏突入前の小惑星の大きさは約15mほどだったという。

 それと比べ、小惑星「1998QE2」はオドロキの直径約2.7km。ヒットすれば地球は一巻の終わりである。しかし、それほど大きくニュースに取り上げなかったのはなぜだろうか?

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参考HP アイラブサイエンス:小惑星衝突を回避せよ

巨大隕石が地球に衝突する日―人類最大の危機を回避するために (KAWADE夢新書)
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河出書房新社
大隕石衝突の現実―天体衝突からいかに地球をまもるか
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ニュートンプレス

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