TBA

(仮)

擁壁を 打ち割り伸びる 地獄蕎麦

2018-05-16 | 本と雑誌

もともとは犬走りのところに、

ちらっと生えてただけだったはずだし、

植えた覚えもないのだけど、

ドクダミがいろんなところから顔を出している。


アスファルトの割れ目くらいならわかるんだけど、

擁壁のすきまはちょっとこわい。


白い花が咲いてきたなあと思ったら、

それは花ではないらしい。

花言葉は「野生」とか。

そのまんまじゃないか。


花やら葉っぱやら、ちゃんととって処理すれば、

けっこうな分量になるんだろうけど、

毎年、むしって捨ててしまうだけ。

もったいない気もする。

そのうち家までこわされそうな気もする。





日大アメフトの件。


いろんな情報が出てきているけれど、

『反則行為を指示したことない』

これが事実だったら、すぐに反則をした選手に対して、

日大側が処分をしないとおかしい。


このまま自浄できずにうやむやにする動きがあるのなら、

少なくともしばらくは活動停止、廃部までいってもふしぎではないかも。




「本所おけら長屋(五)」を読んだ。


最後はまーるくおさまるんだろうな、

っていう安心感は、あっていいんだろうけど、

予定調和にもなるしマンネリにもなる。


そのへんがなあ…と思ってたら、

こっちの浅い考えなんかはるかに上回って、

裏切ってくる感じがやっぱりうまいなあと思う。


小さいほつれだと、

あっちを引っぱりこっちを引っぱりすれば、

なんとか繕うことはできるかもしれないけれど、

大きい穴になると、そんなものでは間に合わない。


だからといって、

なにもしないでいいわけでもないし。

この巻ですごく奥行が深くなった気がする。


残念なところもあるけど、

「安全弁」がありすぎるのもアレだし、

そこはしょうがなかったのかな。


映像化してほしい気はするけど、

やっぱり長いシリーズだし、大事にしてもらわないと。
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病院へ 向かうといつも アゲンスト

2018-05-15 | 本と雑誌

6月・7月並だそうで。

でも、湿気が少ないからだいぶましなような。


行きも帰りも向い風っていうのは、

どういうことなんだろう。

で、角を曲がっても向い風。

行く方向、行く方向から風が吹いてくる感じ。


心配事は少しづつ解決に向かってて助かる。

夜はよく眠れるし、

朝もすっきり目は覚める。


まあ、いつまで続くかわからないけど、

楽ができるときには楽させてもらおう。





「Jフットニスタ」を見てたら、神戸の寮がすごかった。

北方領土のアレを思い出す感じ。

個人名をつけるのってなんかすごい。

アメリカとかだとよくあるけれど、

あれは歴史的にゆかりがあったりする著名人って感じだし。


まあ、そういうクラブが日本にもあっていいんだろうな。




日大の悪質なプレーがやっと取り上げられ始めた。

インターネットがなければ、

うやむやに流れていったんだろうな。


こうやって臭いものにフタができない時代が来るのは、

まっとうな暮らしをしている、

一般市民にはいいことなんだと思う。





「司馬遼太郎で読み解く幕末・維新」を読んだ。

磯田さんのベストセラーの、

二匹目のどじょうを狙って企画したんだろうけど、

まったく違うものになったっていうような本。


なんというか、個人的な感想というか、

いろんなことをよくご存じの作者のかたが、

司馬さんの小説について、

ちまちまと重箱の隅をつついてるって感じ。


おもしろくない、とは思わないんだけど、

西郷隆盛を取り上げたところとか、

9割9分の人は、上野の銅像を見てもなにをした人か知らない、とか、

大河ドラマの「翔ぶが如く」は知識階層しか見てない、みたいなことが、

ギャグなのか、どうなのかわからない感じで書かれてて、

どう受け取っていいのかわからなかった。


レビューとか読んでると、

まあこういう作風の方のようなので、

もう一冊くらいは読んでみてもいいかも。
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母の日は何を…

2018-05-14 | テレビ番組

入院中だし、花を持ってっていうのはダメっぽい。

(病院の規則なのかな?たしかにどの病室にも花瓶がない)


もともと押し花の先生なので花にはうるさいし、

そもそも押し花にしにくいカーネーションは、

あまり好きではないらしいし。


ということで、だいたいカーネーションくらいの値段の、

ケーキを買っていきました。


だいぶ病院にも慣れてきて、

あーだこーだうるさくなってきたハハ。


病院の食事にも言うようになってきたから

たまにはこういうのも。

持ち込みもほんとはダメなんだろうけど、

食べてくれないと体力もつかないから。


もっと余裕があったら、

いろいろ親孝行してあげたいけど、

せめて今できることを精いっぱいやろうと。




ゆうべは、NHKの「人類誕生」を見た。

こういうの大好き。

月一ペースで3回しかないのがすごく残念。


初期のサピエンスが明らかにアフリカ系で、

ネアンデルタールがヨーロッパ系。

と、見せかけてそう見えなくもないって感じにしてるっぽい。


ネアンデルタールが絶滅してなくて、

サピエンスと同化してるっていうのは、

見りゃわかるだろうってずっと思ってたけど、

あんな「平和的」かどうかは…

「民族浄化」をやってないとも言い切れない。


でも、むしろヨーロッパなんかは、

ネアンデルタールがサピエンスを同化したのかも。

で、アジアはアジアで別の人類と同化してるような。

イヌだってあれだけ品種がありながら、

全部同じ Canis lupus familiaris なんだし。

ばらばらに進化してきた人類が、

全部、サピエンスに同化したって考えた方がおもしろい。


ネアンデルタール人の遺伝子含有率が、

なんで優生学とつながるのかわからない。

含まれてるからえらいってこと?

含まれてないからえらいってこと?

単に地理的な要因とか、偶然の要素でしかないんじゃないかな。


いまどき「進化」とは「すぐれたものが生き残ること」だって、

思ってるわけじゃないとは思うけど。


それより、ネアンデルタールの道具が進歩しなかったのは、

なまじ「力があった」からじゃないかな。

カラスが道具を使うのは、

鋭い爪もクチバシもないからだし。


そもそも森から追い出された人類が、

いままで生き残ってこられたのは、

逆に強い腕力を持ってなかったり、

敵から逃げられる走力を持ってなかったりしたから、

とも言えるような。


で、ゴリラやチンパンジーみたいな昔の仲間たちは、

えさに困らない森で、いまも暮らしているわけで。


こういうのはいやがる人もいるんだろうけど、

日本人がいまみたいになったのも、

資源も少なくて自然災害も多いこの土地で、

なんとか暮らしてきたからなんだろう。


ありあまる資源のあって、自然災害のないところに暮らしてきた人と、

同じ考えになるってことのほうがおかしい。


それはただの個性であって優劣ではない。




堂々巡りの国会。

『獣医学部新設は1校だけだから京都府は断念しろ』


ここで問題にするべきは、

なぜ「獣医学部新設は1校だけ」なのかではないのかな。

柳瀬さんの名刺よりも重要なのはその職員の説明用のメモでは?


『○今後の対応

 ・日本獣医師会の強い反対、その意向を踏まえて愛媛を除く四国3県獣医師会や
  
  四国他県の積極的な協力が得られない状況

 ・賛同が得られるよう、各県の獣医師会等へ粘り強い働きかけを行う。』


加計学園を優遇したのではなくて、

京産大に作らせないように動いた人たちがいるって考えた方が自然。


獣医師会から献金を受けていた議員がこの問題を追及…!?!?!?
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梁山泊

2018-05-13 | テレビ番組

一日中、雨。


休みの日は運転したくないけど、

雨はしかたない。


買い物もなるべくしたくないし、

せまいところにも行きたくないけれど、

時間がなくてしかたがなくて。


で、いつものお店。

そこはなぜかうねうねっと坂を上って、

二階が駐車場。


駐車場自体もせまくて、

入口と出口が一か所でPの字の形。

中に入ると一方通行。

ゆずりあわないと旗の部分からは出られない。


買い物が終わって出ようとしたら、

1台の車が入ってきた。

ちょうどPの字の旗の部分から出ようとしたところだったので、

行かせてあげようと待っていたら、

なんとそこでハザードをつけて駐車を始めた。


まあ、Pの字のさおの部分に入口があるし、

近いところに止めたいのはわからないではないけれど、

待っている車をより待たせるっていうのはどうなんだろう。

そもそも先に待ってるのも見えてるんだし、

駐車をするんだったら、

自分の車をもう少し手前で止めて、

こっちを先に行かせてくれればいいのに。


こういうことがあるから、

休みの日に車に乗るのがイヤなんだった。



それでちょっとカリカリしながら、

録音してた加藤浩次さんのラジオを聴きながら運転してると、

映画館でポップコーンを買おうとして列に並んでたら、

二組前のカップルがちょうどレジのところに来て初めて、

なにを買おうか悩み始めてイライラしたっていう話で、

ちょっと冷静になった。


踏切りでも長い列で、

やっと列車が通って開いたと思ったらすぐに閉まったり。

前の車は閉まりかけの遮断機をむりやり通っていった。


気持ちはわからんでもないけど、

やっぱりこういうときこそ落ちつかないと。





ゆうべは「ふしぎ発見」見ようとしたらなかったので、

はやめにふろに入って「美の巨人たち」

再放送は時間が変わって見られなくなったから、

ここで見とかないと。

「おにぎりあたためますか」も見づらくなったし。


漱石や子規とだいたい同じ時代。

やっぱりこのころに新しいものを生み出そうとした人たちなんだな。

天心が住んでた五浦に集まったっていうのも、

漱石や子規のところに若い人たちが集まったのと似てる気がするし、

ゴッホとゴーギャンのようにも感じた。


長く続くものではないんだろうけど、

やっぱり同じ目的を持った人たちとの交流で、

刺激を受けたりいろいろと感化されたりすることってあるんだろうな。




「銀英伝」はもう、いいかな。

旧作しか認めないっていうつもりはないし、

人によって好みがいろいろあるのもわかるけど、

原作も読んでいちおう話はわかってるだけに、

もう一回見ようって意欲がわく要素がない感じ。


いまどきの若い人にウケようと思ったら、

イケメン美形にしないといけないんだろうけど…


でも、これって言ってみれば、

「銀河」をまたにかけた壮大なホラ話なわけで、

それにリアリティを持たせるのが、

政治の部分だったり思想の部分だったり戦艦だったり、

あと、おっさんだらけっていうところだったりするわけで。

イケメンだらけでメカニックも…ってなると、

こだわってほしい部分がやっぱりちょっとあわないのかな。

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次の時代

2018-05-12 | 本と雑誌

せっかく気持ちいい春の感じになってきたのに、

あしたは雨ってか…


いちおう検査の結果がよかったので、

ごちそう作ろうと思って、ゆうべはとんかつとからあげ。

とんかつはパン粉がついててあげるだけのやつが、

安くなってたのを買ってきたけど、

からあげは自分で。


で、おいしかったのは、

そのとんかつと素揚げしただけのフライドポテト。

からあげは失敗。

そのあと揚げたたまねぎとピーマンは、

衣がつかなくて天ぷらにもなってなかった。

油の温度を上げても、ちっともカラッと揚がらなかったし。


下味のしょうゆとみりんとお酒が多かったのかな。

なんか三つ合わせ技で、酢が入ってない酢豚。

とりにくだけど。


ちっちゃいときを思いかえすと、

こういうからあげもどき、何回か食べたことあるぞ。

母親はあんまり料理得意なほうじゃなかったし。


それでも、ここ最近はふつうにできてたし、

こんなに盛大に失敗するとは思わなかった。


まあ、味は悪くなかったし、

食べられなくはなかったんだけど。

「からあげ」ではなかったっていうだけで。




10周年記念セレクションとかで再放送してるから、

ついつい「夏目友人帳」そろえ始めてしまった。

もどかしくなるから完結するまで買わないようにしてるのに。




いま読んでるのは、

「子規・漱石・虚子―その文芸的交流の研究」という本。

論文を集めたような感じで、

ちょっと難しいんだけどおもしろい。


漱石の小説にはわりと身近な出来事や、

人物が出てきたりするっていうのは知ってたんだけど、

漱石と子規のお互いの才能に対する、嫉妬というか羨望というか、

なんかこう微妙な関係が小説にも出ているっていうのが興味深い。


「明治の木に仁王は埋まっていない」というのが、

「写生」と対応していて、

新しい時代に新しい文学を生み出そうという決意なのだとしたら、

やっぱり明治という時代には明るい未来が広がっていたんだなと。


子規が長生きしてたらどうだったんだろうなって、

やっぱり思う。


平成ももうあと少し、次の時代に生きる人には、

どんな未来が見えるのかな。
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