年賀状。おおよそ1年かけて年賀状を作る。といっても時折考えてるだけで、実際の作業は絵が出来ればデジカメで撮影あるいはスキャナーで取り込んで印刷するだけ。宛名は直前に手書きする。図柄を考えるわけだが、この12年間のテーマは年賀状にはふさわしくないセクシーシリーズ。必然的に女性の登場が多くなる。正月早々、裸の絵を送りつけてるが、苦情はない。「意味が分からん」と思ってる人もあるだろうが、一応干支とこじ付けている。あと丑と寅と卯で完結する。その後は考えてないから、ブログかメールですませるかも。日常的に絵を描くことはないから、年賀状くらい描こうと思ったわけ。宛名も人が手書きの時は活字にこだわったが、簡単に印刷できるようになると手書きするようになった。もらう年賀状も写真が自由に使えるようになって、写真付きのものが多くカラフルになった。毎年家族写真の年賀状だった友人も、夫婦だけの写真になり、次の年は写真もなくなった。少し寂しさが伝わってきた。
さてさて来年は丑。何にしようか。今考えているのは牛の模様をヌードに張り付ける、というもの。次のアイデアが出るまでに(出ないかもしれない)ともあれ絵に取りかかる。1本確保しておけば気は楽だ。絵はイマイチだがあくまで添え物なので気にしない。スキャンした後、AdobeのPhotoshopで加工。牛の模様を選択範囲を描いて塗りつぶす。レイヤーはオーバーレイ。さらにレイヤーを作り選択範囲の暗部をブラシブラック40%くらいで塗る。文字はAdobe Illustratorで書き、効果→ドロップシャドウ。ドロップシャドーは説得力がある。印刷はIllustrator。
以前描いた宮沢りえが丑年ではないかと思い、調べたら見事! 1973年生まれの癸丑(みずのとうし、きちゅう)。以前wowowで特集した時の写真だ。もの悲しい表情に惹かれるものがあり、描いたのだが、丑年との関連が絵からはちょっと分からない。
MoCovideoのカテゴリー「アート・芸術」Photoshopで描いたタレントのポートレートを見てるが、本当うまい。