閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなりましたが、近くで楽しい仲間との歌を楽しみます。

袋井(出茶屋ノ図)

2017-11-02 19:53:04 | 歌川広重 東海道五十...
京から数えて28宿目、袋井宿です。

袋井宿は東海道の京と江戸とのちょうど中間にあるようで、ようやくの感です。
特に絵になるような名所・旧跡がなく、宿場外れの茶屋風景を描いたとされています。
手ぬぐいを被った女が石積みの竈でやかんで湯を沸かしています。
やかんを樹に吊るす風景がおもしろいですね。
客は、二人の駕籠かきと定紋の入った腹掛けをした定飛脚とあります。
駕籠かきの一人は、竈の火で煙管を吸いつけていて、もう一人は駕籠にもたれて
うたた寝をしています。

中央の樹が本命と思い制作に3日かかりましたが、立派になりました。
別々に造っていたら、やかんがやたらに大きくなってしまいました。
同じ作業をする気力がないので、このままで完成としました。

人物を配置すると背景が映らなくなるので、まず “ Before “ です。

“ After ” が、こちらです。

原画はこちらです。

コメント
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