今日は練習はお休みでした。
最近、ロシア民謡を唄うのが増えてきていて、思い出したのがこの歌です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/02/b7a7cb8ac318941656cc036e70b7079b.jpg)
歌はコメントから聴けます。ロシア民謡に多いのですが、何とももの悲しい歌詞と調べです。
ロシア民謡、日本語詞:井上頼豊
1 郵便馬車の馭者(ぎょしゃ)だった
俺は若くて力持ち
そこは小さな村だった
俺はあの娘(こ)に惚れていた
2 娘に不幸が見舞うなど
俺は夢にも知らなんだ
馭者の稼業は西東
心はいつもあの娘
3 やすらいのない日々だった
想いは深く胸痛む
ある日頭(かしら)が手紙を渡し
「早く頼むぞ、駅どめだ」
4 馬はいななき鞭が鳴る
はやてのように野を走る
だけど胸はつぶれそう
あの娘とこんなに遠くなる
5 風が悲しくほえていた
ふいに馬めがあばれ出し
おびえたように脇を見た
俺にはわけがわからない
6 動悸(どうき)ははげしく高まって
俺は見つめた雪の中
あばれる馬から飛び降りた
誰かが道に倒れてる
7 吹雪は渦巻き荒れていた
俺は雪をばかき分けた
血の気が失せて立ちすくみ
寒さがシューバにしみた
8 皆の衆、あの娘が死んでいた
茶色の瞳を閉じて
酒をくれ早く酒を
もうその先は話せない
酒をくれ早く酒を
もうその先は話せない