閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

「郵便馬車の馭者だった頃」

2018-05-30 09:21:35 | 今日の歌
今日は練習はお休みでした。
最近、ロシア民謡を唄うのが増えてきていて、思い出したのがこの歌です。
歌はコメントから聴けます。ロシア民謡に多いのですが、何とももの悲しい歌詞と調べです。
 
ロシア民謡、日本語詞:井上頼豊

1 郵便馬車の馭者(ぎょしゃ)だった
  俺は若くて力持ち
  そこは小さな村だった
  俺はあの娘
(こ)に惚れていた

2 娘に不幸が見舞うなど
  俺は夢にも知らなんだ
  馭者の稼業は西東
  心はいつもあの娘

3 やすらいのない日々だった
  想いは深く胸痛む
  ある日頭
(かしら)が手紙を渡し
  「早く頼むぞ、駅どめだ」

4 馬はいななき鞭が鳴る
  はやてのように野を走る
  だけど胸はつぶれそう
  あの娘とこんなに遠くなる

5 風が悲しくほえていた
  ふいに馬めがあばれ出し
  おびえたように脇を見た
  俺にはわけがわからない

6 動悸(どうき)ははげしく高まって
  俺は見つめた雪の中
  あばれる馬から飛び降りた
  誰かが道に倒れてる

7 吹雪は渦巻き荒れていた
  俺は雪をばかき分けた
  血の気が失せて立ちすくみ
  寒さがシューバにしみた

8 皆の衆、あの娘が死んでいた
  茶色の瞳を閉じて
  酒をくれ早く酒を
  もうその先は話せない
  酒をくれ早く酒を
  もうその先は話せない

コメント (1)
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