第18作目になりました。
武州玉川(ぶしゅうたまがわ)
東京都府中市
府中の玉川(多摩川)中流域の渡船場から富士を望んだ描写です。
手前の岸、川、対岸と後ろに見える富士と三つに分けられています。
川を斜めに配し流れの速さを感じさせています。
手前の岸、川、対岸と後ろに見える富士と三つに分けられています。
川を斜めに配し流れの速さを感じさせています。
川の波紋は美しく、対岸から藍をぼかし摺にすることで清らかな水を描いています。
この流水表現が北斎の魅力なのでしょう。
川を渡る船頭の視線が富士へと導いています。
川を渡る船頭の視線が富士へと導いています。
中央の馬は頭を深く垂れて三角形を作っています。
少しアップしました。
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原画です。
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解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。