今日のコーラス練習で唄いました。
ネットで調べたら、何も知らずに唄っていたことが判りましたね。
「希望のささやき Whispering Hope 微聲盼望」
Youtube にあった東京混声合唱団の素晴らしい歌声です(2010/08/21 公開)
「希望のささやき」 詞曲ホーソン 訳詞 諸園涼子
1 天(あま)つみ使いの 言葉さながら
声もひそやかに 希望ささやく
闇は四方にこめ 嵐たけれど
あした日は昇り 風もなごまん
希望の あまき言葉
憂きにも 幸はひそむ
2 淡きたそがれに 真闇せまれば
暗き夜の空に 星はまたたく
いよよ更けゆきて 胸は痛めど
夜半にしのびよる 朝の光よ
希望の あまき言葉
憂きにも 幸はひそむ
原曲の歌詞は、新約聖書「ヘブライ人への手紙」の記述を踏まえた内容のクリスチャンソングだそうです。
また、作曲者のアリス・ホーソン(Alice Hawthorne)は偽名で、本名はセプティマス・ウィナー(Septimus
Winner/1827–1902)だそうで、あのフォスターとほぼ同時に活動していたアメリカの作曲家で、アメリカの
童謡『Ten littke Indian 』を1864年に作曲しています。
「ヘブライ人への手紙」がユダヤ人キリスト教徒にあてられたという説には異説もあるようですが、これを前提
に『Whispering Hope』の歌詞を解釈すると、「希望 Hope」とは、ユダヤ人キリスト教徒たちがキリストとの
約束に対して抱く希望ということになる、と解説にあります。
詳細は「世界の民謡・童謡」を参照して下さい。原詩もあります。
Soft as the voice of an angel,Breathing a lesson unheard,Hope with a gentle persuasionWhispers her comforting word:
天使の声のように優しく聞き取れぬほどに息づく教え希望は静かなる信念と共に心地よき言葉がささやく
Wait till the darkness is over,Wait till the tempest is done,Hope for the sunshine tomorrow,After the shower is gone.
待たれよ 闇が終わるまで待たれよ 嵐が過ぎるまで明日の太陽への望み雨の過ぎ去った後に
Refrain:Whispering hope, oh, how welcome thy voice,Making my heart in its sorrow rejoice.
希望のささやき おお ありがたき汝の声音我が哀しみは喜びに変わる
If, in the dusk of the twilight,Dim be the region afar,Will not the deepening darknessBrighten the glimmering star?
もし黄昏の闇の中で遠くがよく見えなくてもまたたく星が深まる闇を照らすだろう
Then when the night is upon us,Why should the heart sink away?When the dark midnight is over,Watch for the breaking of day.
夜が来たからといって心を沈ませることなく暗い夜が終わるときは夜明けに備えよう
Hope, as an anchor so steadfast,Rends the dark veil for the soul,Whither the Master has entered,Robbing the grave of its goal;
希望 その錨は不動なり魂を覆う闇のヴェールを引き裂くそこは主が入り行く場所死すら意味を失う
Come then, oh, come, glad fruition,Come to my sad weary heart;Come, O Thou blest hope of glory,Never, oh, never depart.
来たれ ああ 喜ばしき約束の成就よ来たれ 哀しみで憔悴した我が心に来たれ 汝は栄光の希望を祝福せり決して ああ決して離れることなかれ
誰も叱ったりしませんが、こんな調子でどの歌も唄っていると思うと、忸怩たるものがありますね。
ブログを整理したら、解説集ができそうですが、全部ネットで調べたものだし・・・。