7月23日 「ぜんせき」より(※青文字がmasumi)
コラム「ポンプあいらんど」
苦しみは農家ばかりではない。
江戸時代から油屋として過疎地の暮らしを支え続けてきたSSが先月末に廃業した。
山村の小さな商圏にJAセルフが進出。
わずか100メートルほどの至近距離で低価格とフルに近い商売を展開。
地域とともに歩んできた老舗SSはまたたく間に行き詰った。
JA系SSの廉売攻勢は「安売りPBより強引」などと各地で波風が立っている。
4-6月試買分析結果 ガソリン不適増加
全国石油協会が集計した今年度第一四半期(4-6月)の試買分析結果によると、
ハイオクは1万4947件で不適合46件・46SS(前年同期10件・9SS)、
レギュラーは1万5943件で不適合16件・15SS(1件・1SS)
不適合は前年同期比でハイオクとレギュラーが大幅に増加
灯油は大幅に減り、軽油はほぼ横ばいだった。
ハイオク・レギュラーは硫黄分の不適合が32件、13件と目立ち、いずれも千葉県で多発。
ハイオクはオクタン価不足が6件あった。
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不適合が出たのは系列だろうか?PBだろうか?
もし系列だとしたら、特にハイオクなんて、元売はメーカーとして放置してちゃいけないよね。
JASSのこと、地場3者の多くは快く思ってないですよ。
フルからセルフに改装するのなら灯油配達もやめてくれれば良いのに、と思う。
JAは灯油の配達をしているとはいえ、当日注文や100リッター未満は受け付けない。
要するに“楽”な顧客と“割に合わない”顧客を選別してるんです。
そしてそれは疲弊した末に“致し方なく”新規の小口配達を断るしかなくなったのとはわけが違う。
昔から、そのやり方なんです。