生命保険(傷害保険)の掛け金が職業によって違うことはご存知ですか?
ガソリンスタンドは職種級別2級となり、事務職など怪我のリスクが少ない人より保険料は割高になります。
ガソリンスタンドは危険物給油取扱所です。
そのために危険物取扱資格保持者の常駐が義務付けられています。
セルフでは危険を回避するために、監視員が給油許可スイッチを押すことによって客の給油行為を認めています。
危険はガソリンを取り扱うことだけではありません。
5月6日燃料油脂新聞より
2016年のタイヤの空気圧充填時の事故は25件で、うち1件は死亡事故でした。
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何年か前に他府県であったタイヤの空気圧補充中の死亡事故を知ってからタイヤの空気圧点検をするのが怖くて仕方がありません。
2011年の春以降、その時の状況によって手が震えてどうしょうもなくなったりするので、数年前から(タイヤ履き替えの時期の)一見さんの「空気圧見て」に対しては「今主人が留守なので」と言ってお断りしています。
給油所過疎化が拡大 「最後の砦として再認識を」
山間部の販売業者は「交通量が少なく店頭販売だけでは経営は難しいが、価格面で理解ある(配達の)良い客が残っているので店を続けている。
しかし観光客が“ガス欠寸前だったが、スタンドがあって助かった”と店に駆け込んでくることが月に数回ある。
うちが閉めたらどうなるのかと考えることが増えた」と語る。
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>価格面で理解ある、良い客が残っているので店を続けている。
山間部でも過疎地でも都市部でも、皆同じですね。
個人掛売客 給油量減少に苦慮
回収業務のコスト比率増
※売り上げの何割という粗利ではなく、1リッター〇円の低マージンですから。
数千円しか無い売り上げで、小切手で換金手数料が掛かったり、振込で手数料を引かれたりしたら完全に逆ザヤです。
現行仕切り政策に苦言 大手業者優遇を改めて 格差縮小実現求める
最盛期の3SS(3店舗運営)から1SSに事業規模を縮小してきた販売店経営者は、元売の現行仕切り政策に対して「異常な仕切格差が小規模SS閉鎖を加速させるなど諸問題を生み出してきた」と述べ、
「公平な仕切り政策が実現すれば問題の多くが解決に向かう可能性が高い」と言い切る。
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規制緩和以前も卸格差はありました。
けれどもリッターマージンは15円程度(良い時で20円)はありましたし、売り値は殆ど同じでしたから今のように「一部の安値店に客が集中」することはなく、小さな規模のお店でも努力すればそれなりに報われました。
当店のような小規模店でも社員やアルバイトなど数名を雇用し、当店顧客のみならず、“すべてのお客さまは業界のお客様”という意識で他府県ドライバーのガス欠やバッテリー上がりなどのトラブル解決のお手伝いや、サービスの提供に努めれば、決算賞与も出せる“結果”がありました。
もしも、
JXTGエネルギーの新仕切り方針が本当で、卸格差が最大1円50銭まで縮小されればー
価格競争も残しつつ、「問題の多くが改善」されると思います。
PS
特約店の中間マージンという問題がまだ残っていますね...