masumiノート

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ガソリンスタンドの減少@歯止めかからず

2017年11月18日 | ガソリンスタンド3

11月17日燃料油脂新聞より


「社説」SS減少歯止めかからず
(3)
元売系列含む登録SS数のピークは平成7年の6万421ヵ所。
27年度末は3万2333ヵ所と20年間で半減した。
増産増販のシェア競争や業転玉の流通増加、大手と中小業者の不透明な仕切格差など、
不毛市況が各地で形成され、系列仕入れに軸足を置く真面目な業者ほど撤退を強いられた。




11月18日燃料油脂新聞より


「社説」転嫁追いつかず不足は50銭

転嫁不足が続きます。



変革元年・新ステージ第一幕  巨大元売の誕生とエネ高度化法で需給環境劇的に変わる

石油製品利益9倍
※今はまだ元売だけ。

安値業転品姿消す
国内最大のスポット玉(業転玉)の供給元だった旧東燃ゼネラルが旧JXエネルギーに吸収合併され消滅した

大手業者も増益に
伊藤忠エネクスと三愛石油












安値業転品姿消すー
とはいえ、今までのように10円前後もの安値ではなくなるだけで、
2者店の仕入れ値よりは高くなるかも知れないけど、地場の小規模3者店の仕入れ値よりは安値ということの方が多いと思います。






“再投資可能な市場へ” セルフ140円台に迫る


こうなってくると、業転仕入れてでも安値追随して客数(販売数量)をキープしてきた者の勝ち。


不当廉売で訴えても消費者の理解は得られない。

2017年11月18日 | ガソリンスタンド3

11月15日ぜんせきより











11月17日燃料油脂新聞より





何故なら、

系列店でありながら業転玉に手を出して、
組合が、系列店に業転玉を斡旋して、

自民党の石油議連が「系列でも業転取れるようにすればいい」と言い出して、
全石連会長(当時)が「系列でも業転5割許容を」と訴えて、

公取委がそれに応えて「系列でも業転OK」の見解を出した。

身銭を切りながらも全量系列仕入れを貫き、卸格差の是正を訴える者に対して「経営は自己責任」と切り捨ててきた。

そういう歴史があるからです。




それにー

消費者には「安値が善」です。

不当廉売で訴える方が悪者にされます。消費者には。
そして「コストコやユニーと同じように業転を仕入れて安く売ればいいじゃん」で終わるのです。
消費者には。




それにエネ庁も言ってたでしょ
「共同仕入れで安く業転を仕入れる努力をしなさい」、みたいなこと。






当時、「経営は自己責任です」と切り捨てられた全量系列仕入れの地場の小規模店は、既に「負けるが勝ち」を得とくしています。