masumiノート

何を書こうかな?
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原油騰勢に円安@コスト上昇3円に近付く

2018年10月02日 | ガソリンスタンド4

10月2日燃料油脂新聞より



※これは確実に市況に反映されます。
値上げです。



NY原油3年10カ月ぶり高 欧州も上昇、北米協定好感

 【ニューヨーク、パリ共同】週明け1日のニューヨーク原油先物相場は大幅続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の11月渡しが前週末比2.05ドル高の1バレル=75.30ドルと、2014年11月下旬以来約3年10カ月ぶりの高値で取引を終えた。欧州の北海ブレント原油先物相場も12月渡しが一時3%超上昇し、1バレル=85ドル台半ばに達した。14年11月以来の高水準。

 米国による制裁の再開が見込まれるイランの供給減に対する懸念に加え、米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉合意を受けて、景気拡大に伴うエネルギー需要の増加期待も高まり買い注文が加速した。




ベトナム製油所計画が中止 JXTG、提携先が決定

 石油元売り最大手JXTGホールディングスの事業会社、JXTGエネルギーがベトナム南部で進めていた製油所の新設計画が中止になったことが1日、分かった。提携先のベトナム国営石油会社が決定し、JXTGエネルギーに伝えた。JXTG関係者はベトナム政府の判断によるとし、「計画は白紙に戻った状態だ」と話した。

 計画はベトナム国営のペトロリメックスが2008年に策定。当初は数千億円を投資し、南部のバンフォンで建設を予定していた。JX日鉱日石エネルギー(現JXTGエネルギー)が14年に事業参画に合意した。


※商社も予定が狂いますね。


たとえ小さなSSでも、地域にとってはエネルギー供給の重要な拠点

2018年10月02日 | ガソリンスタンド4

10月1日燃料油脂新聞より

「社説」今日から10月 まず転嫁だ


足踏み続くコスト転嫁 採算か数量か 思惑入り混じる
~長雨で店頭販売低迷~



全農エネルギー 燃料小売り事業強化
地域販社5社設立



首都圏 いよいよ始まるカード争奪時代
顧客流動に積極的な意見も


発券店値付けカード問題委員会が発足したのは東京都石商ですが・・・
5円だった手数料が8円になるEMG系は歓迎なんでしょう。
量販型セルフなら尚更

ただし、

「AMCだろうがFCだろうが8円もらえるならば受けていく。現状の手取りマージンとほぼ変わらないレベルだ。ただしトラックは歓迎したくないが」とはエクスプレス店側の声だ。

※当店はトラックも歓迎します。
(ただし態度が悪い人は嫌です)





中小SS切り捨てへ苦言 「地域に不可欠」

たとえ小さなSSでも、地域にとってはエネルギー供給の重要な拠点だ。
ところが自由化以降、こうした小さなSSの閉鎖が止まらない。
効率化・合理化だけを追求していくと地方の小規模SSの存続は厳しくなる。

SSは、小さくても地域にとってはエネルギー供給の重要拠点であることは今後も変わらない。
業界として効率化・合理化よりも「責任感と自覚」を持ってSS維持に努めることが大切になる。

地場民族系業者は量販志向が中小SSの切り捨てにつながっているとみる。
業界では「量から質への転換」が叫ばれたが、実際は「何も変わらなかった」。
それどころか、「中小SSの切り捨てに拍車がかかっている」のが現状だ。
これは元売の子会社や大手業者など量販店と中小業者に対する「対応の違い」からもわかる。
なかでも仕切価格への不満や業転購入への対応は顕著。
仕切価格差については「ない」の一点張り。あたかも不満を持って業転を購入する小さい業者はいらないという態度そのものと言う。

地場の中小業者の多くは地方にあり、販売量も少ない。
それでもその地域では、なくてはならない存在、

「本当に必要にされているのはこうしたSS。このことは業界として忘れてはいけない」と指摘。

「このまま体力(資金)があるところだけが生き残るような価格競争が続けば、地方の消費者が一番困る。
それはSS(石油販売業界)としての責任放棄にほかならない。






*~*~*~*~*~*~*


規制緩和、自由化でー
というよりこの業界では、
「結果ありきの卸格差」によって、灯油の巡回業者やホームセンター、またセルフSSが、
それまで地域への灯油供給を担っていた地場店よりも1リッターで10円以上も安く燃料油を販売し始めました。


今、SS過疎地や灯油難民という問題が起こっています。

当市ではSS過疎地問題は起きません。
でも数年後には灯油難民問題が表面化するかも知れません。
灯油難民というより小口配達難民。



20年ほど前
「ホームセンターは〇〇円だったぞ」
「巡回業者は家まで来てくれて〇〇円やったのに、お前のところはこっちが来てやっているのに◇◇円も取るのか!」
と消費者から責められた灯油の販売価格ですが、一昨年は巡回業者の価格は当店の配達価格と同じでした。
ホームセンターはシーズン最初は安値ですが時々価格は逆転します。
どちらも当店の粗利は変わらずです。


巡回業者と価格が同じになったり、
ホームセンターの灯油が高いときがあることを消費者の皆さんはご存知なのでしょうか?

そうした時期にホームセンターで寒空の下、ポリ容器を5個くらい荷車に載せて灯油を購入している高齢者を見かけると、そのホームセンターのすぐ傍にある地場フル店へ行けば、その人は運転席に座っているだけで良いのに・・・
と思ってしまいます。



・・・

前記事の
>商社の責任者が物販業界から進出した業者と取引した際、「規制緩和がさらに進めばSSを起点に幅広い商売ができる」と言われたという。

SSの潜在能力を高く評価して参入してくるスーパーやコンビニは消防法の規制緩和を促しています。
併設店や、敷地内に計量機を据えた店舗を展開していくのでしょう。


どちらもセルフです。
安売りはしてくれますが小口配達はしてくれません。

もししてくれるとすれば、それは私たちのような地場店が姿を消した後、消費者ニーズに応える形でーということになるでしょう。
当然、ビジネスライクの彼らは私たち地場3者店とは違って「不採算を承知で」などという馬鹿なことはしない。


でも恐らく灯油の小口配達はしないと思います。
そちらは巡回業者が担うことになると思います。

車を持たず、セルフやホームセンターに買いに行けない消費者は、値段が高くても、もう20年前に地場3者店に言ったような文句は言えない。
そして規制緩和以前は電話1本で地場店に即日配達してもらえた灯油も、残量を気にしながら週に1回の巡回業者を待つしかなくなるのでしょう。

画期的な代替燃料が登場していれば別ですが。

それまでは、
たとえ小さなSSでも地域にとってはエネルギー供給の重要な拠点
です。






相次ぐ廃業、自治体が再開後押し 九州
毎日新聞2017年11月15日 14時30分(最終更新 11月15日 15時08分)

高齢者が半数近くを占める人口約1700人の宮崎県小林市の須木(すき)地区で4年前、唯一の給油所が廃業した。個人経営で経営不振が理由だった。

 地区の農家はビニールハウスの加温機や農業機械の燃料として使う灯油や軽油などを、廃業した給油所に配達してもらっていた。別の給油所まで最も近いところで車で30分近くかかる。配達費が高くなり、給油所再開を求める声が上がった。

 市は給油所を多店舗展開する地元JAに依頼。市が燃料配達用トラックの購入費450万円と、配達に伴う人件費200万円を負担する条件で2014年1月、半年ぶりに再開した。初年度の経費は過疎地域の自立活性化を推進する国の交付金でまかなったが、15年度以降、年200万円の人件費を一般財源から支出している。

 市の担当者は「給油所は山間部の過疎地域では大切なライフライン。今後も続けていきたい」と話している。

全文はこちら https://mainichi.jp/articles/20171115/k00/00e/040/303000c


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>給油所は山間部の過疎地域では大切なライフライン

ニュータウン開発がなければ当市も山間部の過疎地域
で、ガソリンスタンド過疎地にもなっていたかもしれません。
ニュータウン開発で大きなセルフがたくさん出来て良かったですね。

ただ、こうした地域は何年か後に「小口配達難民」問題が浮上するかもしれないということです。





グローバルスタンダード

2018年10月02日 | ガソリンスタンド4

9月26日ぜんせき「論説」より
広域PBSS盛衰の理由


かつて急速にSS網を広げたPB業者が事業規模の縮小や廃業に追い込まれる一方、新興勢力のPB業者や異業種から進出したSSがその数を増やしている。
石油業界全体では本格的な減販時代を迎え、業転玉は激減し、高騰している。

常識的にはPBSSを運営するには厳しい状況になったというのが否めない。
にもかかわらず、SS網を広げるPB業者や、多大な投資をしてまでSS業界に進出する異業種企業があるのはなぜか。

(中略)

そこには2つの理由が浮かび上がる。

1つはSSを造ることが資金調達の手段になっているというもの。
金融機関から資金を得るためにはSS網を拡大し続けなければならないという論法だ。
(※かつてのダイエーや、現在進行形のしま〇らと同じような感じでしょうか?)

もう1つはSSの潜在能力を高く評価しているというもの。
商社の責任者が物販業界から進出した業者と取引した際、「規制緩和がさらに進めばSSを起点に幅広い商売ができる」と言われたという。

両社に共通するのが「極端な安売り」ということ。





https://toyokeizai.net/articles/-/240596


(※↑ 画像は記事には関係ありません)


(※↓ この画像は関係あります)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3596604001102018QM8000/



国内は石油元売りの統合で安価な余剰品が減った。
1~7月の合計で輸入ガソリンは前年同期の2.5倍になった。


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2018年09月08日 業転はもはや死語? へ頂いたコメントです。

業転価格 (むらっち)2018-09-10 11:00:38

元売系列のSSでは愛知でも9月2週目に入ってセルフで150円を超えるところも見られるようになってきました。(といいつつ、147円近辺が多いですが)

この価格ならまだしも、常滑のコストコ、ユニーオイルあたりはまだ値上げせず看板136円(会員134円)ですから世界が違う価格ですよね…。
昨今の統合などで業転の絶対数は少なくなったはずなので中○物産経由で韓国ガソリンを結構多く仕入れている気がします。(元売系列SSとガソリンの匂いや色(レギュラーなのに黄色が混じったような色)が違うので、恐らく韓国ガソリンを多く仕入れている気がします。あくまで個人的な推測です。)

コストコ、ユニーオイルの周りの元売系列SSは価格で追従できないのは分かっているのか、元売純正を100%仕入れており安心品質も価格のうちと割り切って販売しているようです。
(両社ともJISに基づいた最低品質は確保しているものを販売していることもあり、8円の差があるので元売純正じゃなきゃ嫌だとかこだわりが無い人はコストコやユニーオイルに流れているようですね)



※その安売りを可能にするのが昔も今も業転玉。
昔は元売外販玉で、今は輸入玉。


そういえば、20年程前に元売CMしてましたよね。

グローバルスタンダードwww












私へのご褒美

2018年10月01日 | ガソリンスタンドでの出来事

もう来てくれないだろうと思っていたお客さんが又来てくれた。


あれはひと月くらい前のことー

フロントガラスを半分拭いたところで高齢の男性ドライバーに「拭かなくていい」と言われ、「あと半分だけやから、こっちも拭いておきますね」と声を掛けると、「拭かんでええ!」と今度はキツイ口調で言われました。

既に何度か給油に来てくれていて、毎回窓を拭いていたので意味がわからず、「???拭かなくていいんですか...?」と尋ねると、
「汚れる」、とひと言。

たまに「こんなん(車)足や。(タオルが)汚れるから拭かんでいいよ」と言うお客さまもあるので更に「???」となりながらも、「それってタオルが?・・それとも窓が汚れるってこと?」と訊くと「窓!」との答え。

で、私は言いました。

「それなら拭く前に言ってくれたら嬉しい。折角拭いてあげてるのにそんな言われ方したらこっちも気ぃ悪いし」、と。

その後は普通に清算して、いつものように「ありがとうございました」と送り出しました。


清算時にその方の手はブルブルと震えていました。
ムスッとした顔で去って行かれました。


「お客さん、又一人減ったな」と思いながら、一応こうちゃんに報告。

これがひと月くらい前の話です。

~*~*~*~

さっきその方が給油に来店されました。

ま、「いらっしゃいませ」
客、「レギュラー満タン」
ま、「ありがとうございます。 で、窓は拭かなくて良いんですよね?」
客、「ん、拭かなくて良い」

ま、(にっこり)ってマスクしてるから相手には見えないけど^^; 「ありがと」


送り出しのとき「ありがとうございました」って頭を下げたら黙って頷かれました。

心が通い合った瞬間です。

嬉しいのです。


タマの顎の腫れが引きました(嬉し泣き)

2018年10月01日 | ペット

9月28日のタマ

向かって左下のテーブルから飛び移ったのよ!元気でしょ♪

「シャァー」ココのケージの上からココを威嚇するタマ。




下顎の腫れがスゴイでしょ


ニャン全然気にしてないけど。


9月29日(土)のタマの写真はない。
腫れが酷過ぎて・・・
最悪の事態とか想像して・・・・


9月30日(日)のタマ
「タマちゃんおはよ。お腹すいたん?」・・・?・・・・?!・・・!!


顎がスッキリしてる~~~~!!!

どれ、見せてごらん。








ここが弾いたんだね。
良かった良かった。

元のお顔に戻った。



さっき病院へ行ってきた。
繰り返すらしい。
歯が原因らしいから。

でも、ま、今回はこれで良し!デス。