ブログも更新せず、ボーっと時を過ごしていました。
そんな時、スマホのニュースの中に驚くべき、悲しい?記事がありました。
新聞や地元のテレビでも報道されていました。
それは、
「三春屋の閉店」!
実は、大学を卒業して新社会人として入社した年に、この「三春屋」さんに研修に行っていました。
もう、数十年も昔のことです。
当時、うちの会社もむつ市で基盤を築き、地元企業として成長しようとして建物を増床して衣料品を開設しようとしていました。
そこで、「三春屋」さんと業務提携をさせていただいて、新入社員7-8名ぐらいで研修させていただきました。
なんにも知らずに、担当上司の方についていきました。お店の売り場の方もとっても親切な方ばかりで、みんなでドライブに行ったこともありました。いまでも感謝しています。
「三春屋」さんは、八戸でも有数の百貨店で食品が非常に強かった・・・。
八戸の水産物や青果物、手作りお惣菜と八戸で1番の繁盛店でした。
ただ、競合が激しくなり、大改装を行うために一部店を閉めて工事に入ったころでもありました。
楽しいこと、仕事の難しさ、初めての仕入れ、ファッション感覚・・・、いろんな思い出がありました。
このワイが「女性のスカートやパンツ」を仕入れて、販売していたなんて、自分でも「アンビリーバブル」!(笑い)
このとき、「モンスラ」という商品がバカ売れしていました。
「モンスラ」
怪獣(モスラ)では、ありません。
これは、「モンペスラックス」のことなんです。
「三春屋」さんの研修で最大の研修の成果!
お年寄りのためのズボンだったんです。薄手の者から、冬の厚手のもの、柄物、無地、ウールの高級品まで出ました。
タイムサービスでハンドマイクを持って、スカートを売っていました。(笑い)
時は流れ、八戸も郊外に大型店がどんどん出店して、昔の八戸の街並みが衰退していき、ついに閉店に追い込まれました。
とっても、寂しい気持ちに打ちひしがれて、奥さんのお供で「婦人コーナー」を眺めています。
三春屋さんの跡地はどうなるんでしょうか?従業員の方々は?
・・・、さようなら、「三春屋」・・・青春の大切なひとコマでした。