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"Life is either a daring adventure or nothing at all"

してはいけない質問

2006年11月05日 22時57分33秒 | 二分脊椎
映画を見た。難病の人の話。
いままでそういう話をみても、泣けなかった。
今回、初めて大泣きした主人公が難病になって、本人も泣いてたから泣いてもいいんだ、と思った。(俳優だけど)

泣かずに笑って耐えて受け入れる話、前向きに前向きにっていう話。すごくプレッシャーだった
気にしてない振りしてても、やっぱり気になるし、いやな経験はやっぱりいやだった。私には前向きになんてできなくて。

今年は泣きの年。涙腺がぶっ壊れたんじゃないかと思うほど、泣く。

物事がうまくいかずあんまり幸せじゃなかったころは、それをこの体のせいにすれば辻褄があった。たとえばいじめとか。そしてあきらめてた

でも今は、状況が日々良くなっていて、はっきりわかったことがあった。幸せになれる。でもだからこそ、この不自由さが日々色濃くなる。

悲しませるから、もっとつらい人もいるからしてはいけない(と思っていた)質問。しても仕方がないと思っていた疑問。
「この体が歯がゆい」「普通に生まれてみたかった」「なんでわたしなの」

でも「ODしたりするより、この赤裸々な正直な気持ちをだしたらいい」泣いて泣いて泣いた。

そうしたらまたげらげら笑う私に戻ってた

またときどき爆発するかもしれない。
答えがないってわかってる。
でも何か意味があるんだ。
今はその意味はわからない。
でも泣くことで次の瞬間笑えるし、やっぱり生きててよかった!って思える。

いじめによる自殺が最近多い。
親にも誰にも相談できない気持ちはわかる。プライドもあるし、心配かけたくないとおもったり、悲しませるとおもうだろうから。

泣かずにしんじゃうより、泣いて爆発しても、間違ってても、生きてるほうがいい。

正しい生き方なんてないのかも。
私はまだまだ「障害を乗り越えて」なんとか、には程遠いでもそれまで泣きまくっても、生きなくちゃ、意味はわからないまま。
日々の小さな幸せも、死んじゃったら味わえないから、やっぱり幸せ、いきててよかったなって思う

だから死なないで!生きててね!泣いても良いから!
って思う

私なんて30で泣いてんだよ