Penguin Home

"Life is either a daring adventure or nothing at all"

エル・グレゴ展。

2012年11月20日 23時45分09秒 | Weblog

誘ってくださった方が、アクセスも調べてくださって、すんなり行けた。

自由に行き来しているようで、「何も考えなくていい」という移動は、本当に楽。
人の多いところ、光や音、先々考えなきゃならないこと。

るんるんだったんだけど・・・
淀屋橋の改札を出て、エレベーターに乗ろうとボタン押したと思った瞬間!

・・・警報が鳴った。

怖かった。

思考がしばらく止まったし、久しぶりに離人した。
心臓ばくばくして、何を言われてもカプセルの中。。。

「訓練火災です」遠くの方で聞こえた。
とりあえず「怖かった。音が苦手。怖かった」と繰り返した。
いつもやたらめったら触らない友達が、背中撫でてくれて、地上からのタクシーへのアクセスから、タクシー降りて美術館に入るまでの思考も、「今、思考が止まっています」って言って、すべてやってもらった。

友達も「先に、訓練です、って言ってからサイレン鳴らしてくれたらいいのに」って一緒に怒ってくれた。一緒に怒ってくれて、私の気持ちを代弁してくれて、グラウンディングしなきゃならないことはきっと知らないのに、背中と肩をなでてくれて、私の怖い気持ちも受け止めてもらえた。

タクシーの中では、しごく一般的な話をして、現実世界に戻ったよ。
えらいハプニングで二号のまま展示だったらいやだなと思ったけど、ちゃんと私に戻ってエル・グレコ見れました。

美術展の話はまた今度・・・

ああびっくりした。勘弁しておくれ。