Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(321)

2020-03-13 00:10:00 | コラム
だんみ「つ」→「つ」き。

ほかの天体をいい当てられないひとでも、太陽と月だけは分かる(はず)。

大雑把にいってしまえば(そんなことはないけれど)昼間に目立つのが太陽で、夜は月だよと。

光って見えてもそれは自ら発光しているものではなく、太陽光の反射によるもの。
つまり太陽が「あってこその存在感」ということか。

そんなところが詩情? といったらいいのか、ロマン? といったらいいのか分からないが、太陽よりもヒトを魅きつける要素になっていて「なーーーんも、ない。」っぽいところなのに、太陽以上に映画の小道具(大道具?)として配置されたりする。

土星の輪っかみたいなものかな、あそこに着地出来ようもないのに、それが出来ると思わせてくれるみたいな。(ちがうか)


ある世代のひとは、太陽とシスコムーンというグループを想起するかな。
ネーミングのインパクトのほうが勝ってしまっていて、代表曲はひとつも挙げられないけれど。。。


以下、「映画に登場する印象的な月」の5選。


『TOKYO FIST』(95)

「―あんまり月が、すごいんで」と、竹中直人が踵を返すほどの、迫力のある月。




『月の輝く夜に』(87)

映画以上に、ポスターにインパクトがあった。

それにしても。
扱いづらい(失礼!)シェールを、女優として最も輝かせた映画なのかもしれない。




『月世界旅行』(1902)

権利が切れているので、動画サイトでノーカットで視聴出来ますわよ。


『E.T.』(82)

映画を観ていないひとでも知っている、月を背景にして自転車で空を飛ぶシーンは、のちにアンブリンのマークになった。


『月に囚われた男』(2009)



地味だが見応えのある佳作。

監督は、デヴィッド・ボウイのジュニアです。


あすのしりとりは・・・
つ「き」→「き」どしょう。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(322)』
コメント (2)
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