~エレン・バーキンのキャリア10傑~
若いころは憎めないビッチ、
65歳になった現在は、不思議と知性をも纏うようになり、どんなキャラクターでも演じられるようになった。
昔は好きではなかったけど、いまは好き―そういう映画ファンも、多いんでない?
自分?
ずっと前から好きでしたわよ。
(1)『シー・オブ・ラブ』(89)
アル・パチーノと共演したサスペンス。
パチーノの煩悩を狂わせるほどのセックスアピール、全開。
(2)『シェスタ』(87)
シエスタとは、仏語で「昼寝」の意味。
日本版のもよいが、海外版のポスターは、より煽情的。
ジョディ・フォスターも出ています。
(3)『ジョニー・ハンサム』(89)
ミッキー・ローク主演の哀しき犯罪映画。
バーキンは、醜い主人公に「醜い!」といい放つ、サイアクなビッチを好演。
(4)『ダウン・バイ・ロー』(86)
ジム・ジャームッシュ、初期の代表作。
脱獄囚を描くコメディで、バーキンは出番は少ないものの、チャーミングな魅力を振りまいている。
(5)『スウィッチ/素敵な彼女?』(90)
バーキンの魅力が炸裂したコメディ。
性差別主義者が「おんな」に生まれ変わり・・・。
(6)『おわらない物語 アビバの場合』(2004)
戦いつづけるインディーズ作家、トッド・ソロンズによる実験映画。
主人公アビバの半生を、人種・性別・年齢のちがう8人の俳優が演じる。
(7)『ボーイズ・ライフ』(93)
デ・ニーロ、ディカプリオと共演。
デ・ニーロもバーキンも、レオくんをきっちりサポートしていてほんとうの親子に見えてくる。
(8)『ダイナー』(82)
ミッキー・ローク、スティーヴ・グッテンバーグ、ケヴィン・ベーコンと共演、
メリーランド州ボルチモアを舞台とした映画を撮り頭角を現した、バリー・レヴィンソンによる青春映画。
ぜんぜんビッチっぽくないバーキンも、なかなかよか。ですよ。
(9)『お気にめすまま』(92)
ジャック・ニコルソンと共演。
中年にさしかかってから、役の幅がグンと広がった感があり。
(10)『ザ・ファン』(96)
デ・ニーロ演じる主人公が、野球愛が高じて選手をストーキングしていく、トニー・スコットらしいサスペンス。
バーキンはデ・ニーロの別れた妻役、
売れる前のベニチオ・デル・トロ、ジャック・ブラックも出てくるよ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『MIDNIGHT RUNNER』
若いころは憎めないビッチ、
65歳になった現在は、不思議と知性をも纏うようになり、どんなキャラクターでも演じられるようになった。
昔は好きではなかったけど、いまは好き―そういう映画ファンも、多いんでない?
自分?
ずっと前から好きでしたわよ。
(1)『シー・オブ・ラブ』(89)
アル・パチーノと共演したサスペンス。
パチーノの煩悩を狂わせるほどのセックスアピール、全開。
(2)『シェスタ』(87)
シエスタとは、仏語で「昼寝」の意味。
日本版のもよいが、海外版のポスターは、より煽情的。
ジョディ・フォスターも出ています。
(3)『ジョニー・ハンサム』(89)
ミッキー・ローク主演の哀しき犯罪映画。
バーキンは、醜い主人公に「醜い!」といい放つ、サイアクなビッチを好演。
(4)『ダウン・バイ・ロー』(86)
ジム・ジャームッシュ、初期の代表作。
脱獄囚を描くコメディで、バーキンは出番は少ないものの、チャーミングな魅力を振りまいている。
(5)『スウィッチ/素敵な彼女?』(90)
バーキンの魅力が炸裂したコメディ。
性差別主義者が「おんな」に生まれ変わり・・・。
(6)『おわらない物語 アビバの場合』(2004)
戦いつづけるインディーズ作家、トッド・ソロンズによる実験映画。
主人公アビバの半生を、人種・性別・年齢のちがう8人の俳優が演じる。
(7)『ボーイズ・ライフ』(93)
デ・ニーロ、ディカプリオと共演。
デ・ニーロもバーキンも、レオくんをきっちりサポートしていてほんとうの親子に見えてくる。
(8)『ダイナー』(82)
ミッキー・ローク、スティーヴ・グッテンバーグ、ケヴィン・ベーコンと共演、
メリーランド州ボルチモアを舞台とした映画を撮り頭角を現した、バリー・レヴィンソンによる青春映画。
ぜんぜんビッチっぽくないバーキンも、なかなかよか。ですよ。
(9)『お気にめすまま』(92)
ジャック・ニコルソンと共演。
中年にさしかかってから、役の幅がグンと広がった感があり。
(10)『ザ・ファン』(96)
デ・ニーロ演じる主人公が、野球愛が高じて選手をストーキングしていく、トニー・スコットらしいサスペンス。
バーキンはデ・ニーロの別れた妻役、
売れる前のベニチオ・デル・トロ、ジャック・ブラックも出てくるよ。
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明日のコラムは・・・
『MIDNIGHT RUNNER』