Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

10代のうちに観ておこう(表篇)

2020-03-02 00:10:00 | コラム
Twitterで展開されている「#臨時休校なキッズたちにみてほしい映画」が大喜利っぽくなっていて面白い。

コロナショックでいきなり「長い春休み」をむかえることになったガキンチョたちに、映画好きのオトナたちが「これを観ておけばウチらみたいになれるさ」とアドバイスする―そんな企画だね。

というわけで、自分もやってみたい。
「これ観れば、おそらく映画好きになるであろう」の「表」篇と「裏」篇。

表と裏とは、そのまんまの意味。
公式AV?に対して「裏」があるでしょう、ネットで気軽にノーカット観ることが出来る現代のガキンチョには響かないかもしれないが、表がなきゃ裏のありがたみが分からないものだし、その逆も真なり。なのですよ!!


『スパルタンX』(84)

A計画ではなく、最初はこっちのほうがいい。

ひたすら楽しい、こんな生きかたしてみたいよ。




『グーニーズ』(85)

世界の映画史上で最もよく出来た少年少女の冒険物語。

21世紀に入っても、同ジャンルで本作を超えたものはないでしょ?


『ファンタジア』(40)

映画と音楽の幸福な結婚。

一般的なディズニー映画ばかりじゃなく、こっちも観てね。


『用心棒』(61)


斬られりゃ痛ぇぞ。

黒澤本人が楽しんで撮っていたのだから、つまらないはずがない。


『モダン・タイムス』(36)

チャップリン入門篇としては、これがベストだと思う。

ビックリなのだが、映画を学ぶ学生さんも、チャップリン通ってきてない子が増えているんだよね…。


『激突!』(71)


もちろん特別な才能と勇気とタイミングがあってこそ。ではあるのだが、26歳でこれを撮れるひとが居ることを知ると、なんだって出来るような気にさせてくれる。


『オーバー・ザ・トップ』(87)

腕相撲で映画が撮れるんだ!! という新鮮な驚き。




『鳥』(63)

天才の名人芸は、日常を非日常に変えてくれます。

『インファナル・アフェア』(2002)


潜入捜査官モノにハズレなし。
それは、どの国にも当てはまる。


『スティング』(73)

ひっくり返せばどんでん返しになるというわけでもない。

「意外な結末」に慣れ過ぎた若い子たちも、この展開には驚くし、胸がすくんじゃないのかな。

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明日のコラムは・・・

『10代のうちに観ておこう(裏篇)』
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