Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

10代のうちに観ておこう(裏篇)

2020-03-03 00:10:00 | コラム
Twitterのトレンドに倣って、「#臨時休校なキッズたちにみてほしい映画」のmacky版、その「裏」篇。

中・上級者向けってことで、ほとんど映画を観ていない少年少女にはキツいかもしれないけれど、ある程度の数をこなしていると自負している子たちは、ぜひぜひチャレンジしてほしい。


『悪魔のいけにえ』(74)

恐怖、極まれり。

これを超える怖い映画は、もう創られないんじゃないかな。


『タクシードライバー』(76)

いじいじした主人公が、やがて開き直る物語。

これだと観たくないひと続出だと思うが、これがなぜか、生きる希望を与えてくれる。

映画の魔法とは、こういうことかな。


『オールドボーイ』(2003)

ポン・ジュノだけじゃないんです、「恨」流映画は。




『地獄の黙示録』(79)

いま、ファイナル・カットが上映中だから!

あ!!

自宅待機「的」春休みなんだったか…。


『愛のコリーダ』(76)


この関係性を恨ましいと思った少年少女よ、歳の離れた友情を築きませんか。


『復讐するは我にあり』(79)

シリアルキラー物が大好きな映画ファンでも、意外と本作にまでは辿り着かないのだよね。

もったいない。


『マグノリア』(99)

世紀末から放たれた、来世紀へのメッセージのように思えた。



『キャリー』(76)

映画を輝かせるのは、ポジティブなものとはかぎりません。

もっといえば、暗い情念こそ映画を特別なものにします。


『突然炎のごとく』(62)


映画表現に、映画制作に、制約はないのかも…と教えられた、映画少年「なりたて」の中学生・牧野なのでした。


『時計じかけのオレンジ』(71)


この10本のなかで最も、10代のうちに観るべき映画かもしれない。

10代20代30代40代でそれぞれ観てきたけれど、印象が、ぜっんぜん違うのだもの!!

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明日のコラムは・・・

『MASK狂騒曲』
コメント
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