Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(11)オードリー・ヘップバーン

2020-03-29 00:10:00 | コラム
~オードリー・ヘップバーンのキャリア10傑~

好き・大好き。
ではなかったとしても、オードリーを「嫌いだ」という映画ファンは「ほぼほぼゼロ」なのではないかしら。

かくいう自分もそうで、グレース・ケリーのほうが「はるかに」好きではあるものの、
だからといってオードリーを嫌いというわけではなく。

そりゃあそうでしょう、結果を残せなかったアイドル女優ならアレだけど、映画史に「きちんと」名を残す仕事をやってのけたわけで、このひとを評価しないというのは、単なるヘソマガリなんじゃないかな~。


(1)『ローマの休日』(53)

解説の必要なし、だけど、このひとの解説は聞いてもらいましょう。




(2)『暗くなるまで待って』(67)


中年になって以降の代表作。

「盲目」「暗闇」という設定だけで展開される、技ありのサスペンス。


(3)『昼下りの情事』(57)

ゲイリー・クーパーと共演、監督はビリー・ワイルダー。

細かいところまでよく出来ているコメディで、三谷幸喜はほんとうは、こういうことやりたいんだろうなぁ、、、と思う。

出来てないけど!!(はっきり、いってやったさ!!)


(4)『麗しのサブリナ』(54)


ワイルダーとの初タッグ作。
ハンフリー・ボガートと共演、富豪の娘役がこれほど似合うひとって、ほかに居ますか。

しかも、嫌味が全くないときたもんだ。


(5)『マイ・フェア・レディ』(64)

同名ミュージカルを映画化。
『プリティ・ウーマン』(90)と同じ理由で好みではない物語ではあるものの、歌だけで充分には楽しめる。




(6)『オールウェイズ』(89)

スピルバーグのファンタジーに、天使役として出演。

これが遺作となった。

スピルバーグのキャリアでは忘れられがちな作品だけど、嫌いじゃないのよね。


(7)『おしゃれ泥棒』(66)

ピーター・オトゥールと共演、監督はウィリアム・ワイラー。

しかしこう並べてみると、当時人気のあったほとんどの俳優と共演しているし、巨匠にも起用されている。

イマサラいうことでもないけれど、それだけの逸材だったのよねぇ。


(8)『シャレード』(63)


ケーリー・グラントと共演したサスペンス。

純粋に映画として捉えた場合、オードリーの映画でいちばん好きかもしれない。

いまちょっと調べたら、この映画は各テレビ局で放送されており、なんと5通りの吹き替えがあるそうな。


(9)『ティファニーで朝食を』(61)

テーマ曲と、お洒落なオードリーで有名な恋愛映画だが、アクション物で育った自分なんかは、相手役のジョージ・ペパードがぜんぜん目立っていないところにこそ注目してしまう。

いや、目立っていないわけではないんだけど。。。苦笑


(10)『戦争と平和』(56)

トルストイの同名小説をイタリア・アメリカで合作。

ただ、200分をかけても長編はさばき切れず、ダイジェストのような創りになっている。

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明日のコラムは・・・

『in the train』
コメント (2)
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