1917年1月24日生まれ・2012年7月8日死去、享年95歳。
アメリカ出身。
アーネスト・ボーグナインといえば・・・
クラシックを好む映画ファンにとっては、オスカー作品賞受賞作『マーティ』(55)。
自分より少し上の世代にとっては『ポセイドン・アドベンチャー』(72)、
自分の世代にとっては、テレビシリーズの『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』(84~86)のドミニクでしょうね。
ロバート・レッドフォード演出、テレビ業界の「やらせ」を扱った佳作に『クイズ・ショウ』(94)があります。
スキャンダラスな方向に流れず、あくまでも「知識人の苦悩」に焦点を当てるところがいかにも知性派レッドフォードという気がしますが、
「やらせ」(=見栄えの悪い現チャンピオンから、イケメンの若い挑戦者が勝利するというシナリオ)の問題として出されたのが、
「第28回のアカデミー賞で、作品賞に輝いたのは?」
でした。
視聴者でも答えられるイージーな問いで、正解は『マーティ』。

(左の写真がクイズ・ショウ、右がマーティ)
これは「ベネチア映画祭で最初にグランプリに輝いた日本映画は?」と同意(の、ようなもの。)であり、
たとえ映画ファンでなくとも即答出来るほど「有名な映画」、、、ということなのですよね。
「やらせ」に乗るつもりだった現チャンピオン(ジョン・タトゥーロ)も、プロデューサーに「その問いだけはやめてくれ」と懇願します。
うだつが上がらない男に訪れた、最初で最後であろう恋―現チャンプは、『マーティ』に自分を重ねているのです。
だからこそ、この問いを間違えたくはない。
べつの映画に、こういう形で登場するほど『マーティ』は素晴らしい作品です。
ボーグナインは、この映画でオスカー主演賞受賞。
の割には、一部男子を除き、このひとを忘れ過ぎているのではないかな~。。。
<経歴>
高校進学後に海軍に入隊、約10年間を軍人として過ごす。
あぁなんか、いかにも軍人!という感じがするものなぁ。
背は低いかもしれないけれど、そーとー頼りになりそうですもん。
除隊後、演技を学び49年にブロードウェイ・デビューを果たし、51年にスクリーン進出。
実質的な映画俳優デビュー作は、53年の名作『地上より永遠に』。
(ちなみに、地上は「ここ」と読みましょう)
『大砂塵』(54)、『ヴェラクルス』(54)、『日本人の勲章』(55)など主に「THE男くさい男」を演じることが得意でしたが、
55年、前述した『マーティ』で「地味で無個性のイケてない男」を好演し演技の幅の広さを証明。
『アラモの砦』(55)、『四角いジャングル』(55)、
『警部物語』(60)、『飛べ!フェニックス』(65)、『特攻大作戦』(67)、『汚れた七人』(68)、
サム・ペキンパーのテクニックが冴える新感覚西部劇『ワイルドバンチ』(69)では盗賊を熱演、

『女ガンマン 皆殺しのメロディ』(71)、『追跡者』(71)、
ジーン・ハックマンと対立する『ポセイドン・アドベンチャー』(72)、
ファンの多い佳作『北国の帝王』(73)、
『大火災』(77)、『王子と乞食』(77)、『コンボイ』(78)、『ブラックホール』(79)、
『世界崩壊の序曲』(80)、『ニューヨーク1997』(81)、
『怒りのタッチダウン/人質奪回作戦』(90)、『ガタカ』(97)、
久しぶりの映画出演がうれしかった『RED/レッド』(2010)。
2012年7月8日、腎不全により死去。
享年95歳、映画の遺作は『The Man Who Shook the Hand of Vicente Fernandez』(2012)だそうです。
どうですか。
ボーグナインという苗字もかっちょえー!けど、キャリアも、映画通ウケしそうな格好よさでしょう^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(2)アーノルド・シュワルツネッガー』
アメリカ出身。
アーネスト・ボーグナインといえば・・・
クラシックを好む映画ファンにとっては、オスカー作品賞受賞作『マーティ』(55)。
自分より少し上の世代にとっては『ポセイドン・アドベンチャー』(72)、
自分の世代にとっては、テレビシリーズの『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』(84~86)のドミニクでしょうね。
ロバート・レッドフォード演出、テレビ業界の「やらせ」を扱った佳作に『クイズ・ショウ』(94)があります。
スキャンダラスな方向に流れず、あくまでも「知識人の苦悩」に焦点を当てるところがいかにも知性派レッドフォードという気がしますが、
「やらせ」(=見栄えの悪い現チャンピオンから、イケメンの若い挑戦者が勝利するというシナリオ)の問題として出されたのが、
「第28回のアカデミー賞で、作品賞に輝いたのは?」
でした。
視聴者でも答えられるイージーな問いで、正解は『マーティ』。

(左の写真がクイズ・ショウ、右がマーティ)
これは「ベネチア映画祭で最初にグランプリに輝いた日本映画は?」と同意(の、ようなもの。)であり、
たとえ映画ファンでなくとも即答出来るほど「有名な映画」、、、ということなのですよね。
「やらせ」に乗るつもりだった現チャンピオン(ジョン・タトゥーロ)も、プロデューサーに「その問いだけはやめてくれ」と懇願します。
うだつが上がらない男に訪れた、最初で最後であろう恋―現チャンプは、『マーティ』に自分を重ねているのです。
だからこそ、この問いを間違えたくはない。
べつの映画に、こういう形で登場するほど『マーティ』は素晴らしい作品です。
ボーグナインは、この映画でオスカー主演賞受賞。
の割には、一部男子を除き、このひとを忘れ過ぎているのではないかな~。。。
<経歴>
高校進学後に海軍に入隊、約10年間を軍人として過ごす。
あぁなんか、いかにも軍人!という感じがするものなぁ。
背は低いかもしれないけれど、そーとー頼りになりそうですもん。
除隊後、演技を学び49年にブロードウェイ・デビューを果たし、51年にスクリーン進出。
実質的な映画俳優デビュー作は、53年の名作『地上より永遠に』。
(ちなみに、地上は「ここ」と読みましょう)
『大砂塵』(54)、『ヴェラクルス』(54)、『日本人の勲章』(55)など主に「THE男くさい男」を演じることが得意でしたが、
55年、前述した『マーティ』で「地味で無個性のイケてない男」を好演し演技の幅の広さを証明。
『アラモの砦』(55)、『四角いジャングル』(55)、
『警部物語』(60)、『飛べ!フェニックス』(65)、『特攻大作戦』(67)、『汚れた七人』(68)、
サム・ペキンパーのテクニックが冴える新感覚西部劇『ワイルドバンチ』(69)では盗賊を熱演、

『女ガンマン 皆殺しのメロディ』(71)、『追跡者』(71)、
ジーン・ハックマンと対立する『ポセイドン・アドベンチャー』(72)、
ファンの多い佳作『北国の帝王』(73)、
『大火災』(77)、『王子と乞食』(77)、『コンボイ』(78)、『ブラックホール』(79)、
『世界崩壊の序曲』(80)、『ニューヨーク1997』(81)、
『怒りのタッチダウン/人質奪回作戦』(90)、『ガタカ』(97)、
久しぶりの映画出演がうれしかった『RED/レッド』(2010)。
2012年7月8日、腎不全により死去。
享年95歳、映画の遺作は『The Man Who Shook the Hand of Vicente Fernandez』(2012)だそうです。
どうですか。
ボーグナインという苗字もかっちょえー!けど、キャリアも、映画通ウケしそうな格好よさでしょう^^
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明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(2)アーノルド・シュワルツネッガー』