もんだいさ「く」→「く」どうかんくろう
「まっき~は、クドカンどう思う?」
という質問、少なめに数えても30回は受けたことがある。
年齢ちかい(向こうは51)し、
同じ脚本を学んできたものだし。
ちがいは、成功したかどうかだけで(^^;)
宮藤官九郎、俳優も監督もやる脚本家。
「ひとあたり」のよさから、同業者からの好感度も高い。
映画も手がけるしオリジナルも脚色もやるが、すべてひっくるめて評価すると…やはりその才能は、「連続の」テレビドラマで発揮されるのかなって。
日本大学芸術学部を中退後、松尾スズキ率いる「大人計画」に所属し頭角を現していく。
ブレイクのきっかけは2000年のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS)で、
このころは若者に「だけ」知られた存在だったものの、
2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で完全に時代をものにする。
ドラマでいえば、いちばん好きなのは『吾輩は主婦である』(2006・TBS)かなぁ。
ここからは、映画限定で。
たぶん脚色をやっちゃうと、個性がほぼ死ぬひとなんじゃないかと。
『GO』(2001)だって、
きのうも登場した『ピンポン』(2002)だって、けっして悪くない。
映画としては充分に成功作だと思う。
けれども「クドカンである必要がない」ものが多く。
例外は、自ら監督した『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005…原作しりあがり寿)くらいなものなんじゃ??
映画にかぎっていえば、完全オリジナルのほうがうまくいく、、、というのが自分の評価です。
先に映画があって漫画化された『ゼブラーマン』(2004)を観て、その思いを強くした・・・のだけれども、
監督も兼任した近作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)を観て、
まぁ面白い、
面白いが、たぶんハマるひとには「完全に」ハマるものの、ハマらないひとには「かすりもしない」作風なのだろうなぁ! とは思うのね。
そのあたりのクセを連続ドラマでは薄めている感じがして、
クドカンさん、テレビと映画のちがいを「よく心得ている!」と感心することも多いのです^^
あすのしりとりは・・・
くどうかんくろ「う」→「う」るとらまん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(418)』
「まっき~は、クドカンどう思う?」
という質問、少なめに数えても30回は受けたことがある。
年齢ちかい(向こうは51)し、
同じ脚本を学んできたものだし。
ちがいは、成功したかどうかだけで(^^;)
宮藤官九郎、俳優も監督もやる脚本家。
「ひとあたり」のよさから、同業者からの好感度も高い。
映画も手がけるしオリジナルも脚色もやるが、すべてひっくるめて評価すると…やはりその才能は、「連続の」テレビドラマで発揮されるのかなって。
日本大学芸術学部を中退後、松尾スズキ率いる「大人計画」に所属し頭角を現していく。
ブレイクのきっかけは2000年のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS)で、
このころは若者に「だけ」知られた存在だったものの、
2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で完全に時代をものにする。
ドラマでいえば、いちばん好きなのは『吾輩は主婦である』(2006・TBS)かなぁ。
ここからは、映画限定で。
たぶん脚色をやっちゃうと、個性がほぼ死ぬひとなんじゃないかと。
『GO』(2001)だって、
きのうも登場した『ピンポン』(2002)だって、けっして悪くない。
映画としては充分に成功作だと思う。
けれども「クドカンである必要がない」ものが多く。
例外は、自ら監督した『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005…原作しりあがり寿)くらいなものなんじゃ??
映画にかぎっていえば、完全オリジナルのほうがうまくいく、、、というのが自分の評価です。
先に映画があって漫画化された『ゼブラーマン』(2004)を観て、その思いを強くした・・・のだけれども、
監督も兼任した近作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)を観て、
まぁ面白い、
面白いが、たぶんハマるひとには「完全に」ハマるものの、ハマらないひとには「かすりもしない」作風なのだろうなぁ! とは思うのね。
そのあたりのクセを連続ドラマでは薄めている感じがして、
クドカンさん、テレビと映画のちがいを「よく心得ている!」と感心することも多いのです^^
あすのしりとりは・・・
くどうかんくろ「う」→「う」るとらまん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(418)』