Cape Fear、in JAPAN

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令和版・海外俳優列伝(59)ガブリエル・バーン

2023-03-07 00:10:00 | コラム
50年5月12日生まれ・72歳。
アイルランド出身。

ダメ男を演じたとしても悪役を演じたとしても、隠しようのない知性が滲み出てしまう俳優。

そういう意味ではバーンさんは、エド・ハリス系?なのかな^^

とくに90年代の活躍は映画マニアを唸らせるところがあって、

ボスに「いいたいことがいえる」ギャング、


そしてなんといってもキートンさんでしょう!!



<経歴>

前妻はエレン・バーキン、似合いのカップルで好きでしたね^^



大学で言語学と考古学を学んだインテリで、俳優業に専念する前は教師でもありました。
(ほかに闘牛士! そして考古学の発掘などの経験も!!)

20代後半で舞台に立ち、俳優として生きることを決意。
映画俳優デビュー作は、81年の『エクスカリバー』。

『ザ・キープ』(83)やケン・ラッセルの『ゴシック』(86)、豪華スターが共演したサスペンス『シエスタ』(87)など、初期のころから作品選びに独特なもの―やはり、それは知性なのか―を感じさせます。

90年、コーエン兄弟による傑作ギャング映画『ミラーズ・クロッシング』で「ボスと、その愛人」のあいだで揺れる伊達男を好演、

『白馬の伝説』(92)、
ベッソンの最高傑作であろうオリジナルをリメイクした『アサシン』(93)、


『父の祈りを』(93)、『若草物語』(94)、

そして95年―『ユージュアル・サスペクツ』ではミスリードの駒となるキートンを演じ、一般層にまで認知される存在に。


以降もジム・ジャームッシュ&ジョニー・デップの佳作『デッドマン』(95)、『エンド・オブ・バイオレンス』(97)、アイドル時代?のレオくんと共演した『仮面の男』(98)、
いまとなってはヴァーホーベン版も観たいと思える・笑『スティグマータ 聖痕』(99)、


シュワ氏の『エンド・オブ・デイズ』(99)、
クローネンバーグにしては弱かったか、しかしやっぱり気持ち悪い『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』(2002)、

ここから少し期間が空くも、
近年は『チリ33人 希望の軌跡』(2015)、日本でもスマッシュヒットを記録した『ヘレディタリー/継承』(2018)、そして最新作が『ロストガールズ』(2020)といった具合に再びエンジンがかかり始めました。

またコーエン組の映画に出てほしいのですが、どうですかねジョエル兄、イーサン弟よ!^^

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(60)キー・ホイ・クァン』
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