Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(45)趣里

2023-03-12 00:10:00 | コラム
~趣里のキャリア10傑~

趣里(しゅり)ちゃん32歳、水谷豊&伊藤蘭の娘としてデビュー時こそ恵まれた環境にあったのかもしれないけれど、


その後の、主にインディーズ映画を中心にキャリアを築いているところなんかは、本人の意地なんだろうな、がんばれよ!!と思っちゃう。

自分が彼女の存在に気づいたのは、『金八先生』のほんとうの最終回「最後の贈る言葉」(2011、TBS)でしたね^^



(1)『生きてるだけで、愛。』(2018)

劇作家・本谷有希子の小説を映画化、共演は菅田将暉。



(2)『もっと超越した所へ。』(2022)

(これまた)劇作家・根本宗子による舞台劇を映画化、
前田敦子・菊池風磨・伊藤万理華・オカモトレイジ・黒川芽以・三浦貴大・千葉雄大らが出演。

映画としては「おおいなる賭け」となるオチに賛否両論があったが、自分は「おおいに、あり。」派です!



(3)『空白』(2021)

万引きした挙句、事故死してしまった女子高生の担任役。
出番は少ないものの、かなり印象に残る演技でした。



(4)『勝手にふるえてろ』(2017)

綿矢りさによる小説を演出・大九明子&主演・松岡茉優で映画化、これ傑作。

趣里ちゃんは、ファストフード店員役。


(5)『彼女の人生は間違いじゃない』(2017)

映画監督・廣木隆一による処女小説を自らが映画化、
役所勤務/デリヘル嬢という二重生活を送る被災者を描いた力作。


(6)『上京ものがたり』(2013)

西原理恵子の自伝漫画3部作の1作目を映画化、主演は北乃きい。
趣里ちゃんは端役で、公開当時は気づいていなかったかも(^^;)


(7)『東京の日』(2015)

なんてことのない青春ドラマだが、主演の趣里ちゃんと佐々木大介の好演によって飽きることなく鑑賞出来る。

メディア露出が増えてきたのは、たぶんこのころから。


(8)『母 小林多喜二の母の物語』(2017)

三浦綾子が著した『母』を原作に、プロレタリア作家・小林多喜二(塩谷瞬)とその母親・セキ(寺島しのぶ)との関係を描く。
趣里ちゃんは、多喜二の恋人役。



(9)『ホリック xxxHOLiC』(2022)

映画としてはダメです、ワーストに入るくらい。
でもそれは「すべて」監督・蜷川実花のせいであって、吉岡里帆や橋本愛、玉城ティナや趣里ちゃん、さらにいえば、てんちむでさえ演者陣はよかった!



(10)『水の声を聞く』(2014)

インディーズの世界で気を吐きつづける山本政志監督作。

主演が玄里で、準主演が趣里ちゃん。という「里」つながりは偶然か。

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明日のコラムは・・・

『ざ・ら・ざ・ら』
コメント
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