Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(132)ジョージ・クルーニー

2024-04-09 00:10:00 | コラム
61年5月6日生まれ・62歳。
アメリカ出身。

よい意味で、繰り返します、あくまでもよい意味で「フィクサー」(fixer)っぽい印象のある兄貴クルーニー。

このひとが動いたから、俳優たちの権利が保障された、、、みたいな?
実際は分からないのに、そんな感じがするっていう。



<経歴>

父は批評家として名高いニック・クルーニー、
義叔父は俳優ホセ・フェラー、伯母は歌手ローズマリー・クルーニー。
つまり、『ツイン・ピークス』(90~2017)のアルバート役で有名なミゲル・フェラーは従兄弟にあたる。

70年代後半よりテレビドラマをメインとして活躍、
クルーニーを一躍有名にしたのは、ご存知『ER緊急救命室』のダグ・ロス医師役でしょう。

94年から99年まで出演しています。


そんな当たり役に出会う前の88年―『リターン・オブ・ザ・キラー・トマト』で実質的な映画俳優デビューを飾る。
カルト傑作の前作に比べると弱いけれど、まぁ楽しい映画ではありました(^^;)

96年、QTとロバート・ロドリゲスが組んだホラーアクション『フロム・ダスク・ティル・ドーン』で強盗兄弟の兄貴を「スーパークール!」に演じて人気に火がつく。

確かに格好よかったものなぁ!!



『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(97)では躓いた(!!)ものの、

核兵器を主題としたサスペンス『ピースメーカー』(98)、


セクシーな魅力が炸裂する『アウト・オブ・サイト』(98)、
テレンス・マリックの『シン・レッド・ライン』(99)、
『スリー・キングス』(2000)などの話題作・大作に出演。


「少し型破りの」軍人や警察関係者がすごく似合うひとですよね^^

以降も・・・
『パーフェクト ストーム』(2000)、コーエン兄弟の『オー・ブラザー!』(2001)に出演しつつ、

『オーシャンズ11』(2002)のシリーズ『オーシャンズ12』(2005)『オーシャンズ13』(2007)では後輩たちをまとめあげ、、、って、これがあるから「フィクサー感」が出たのかしら??

『ソラリス』(2003)が公開された年には『コンフェッション』(2003)で監督デビューも果たし、
日本にかぎらず、海外でも「1作きり」の「俳優が映画監督やってみました」なケースが多いなかで、

『グッドナイト&グッドラック』(2005)、
『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』(2011)、
『ミケランジェロ・プロジェクト』(2014)、
『ミッドナイト・スカイ』(2015)、
『ボーイズ・イン・ザ・ボート ~若者たちが託した夢』(2023)・・・と、ずっとメガホンを持っているのは覚悟を感じられてよいと思いますね。


ほかの出演作に・・・

『ディボース・ショウ』(2004)、『シリアナ』(2005)、
タイトルがもうクルーニーを表している『フィクサー』(2007)、
『バーン・アフター・リーディング』(2008)、
『マイレージ、マイライフ』(2009)、『ファミリー・ツリー』(2011)、

おしゃべりな搭乗員を好演した『ゼロ・グラビティ』(2013)など。



監督作が日本で、あまり話題になっていないのが残念ですね~。。。


次回の列伝は、ジョージ・C・スコットさんから。

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明日のコラムは・・・

『運がよいのか、ツラのおかげなのか。。。(^^;)』
コメント
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