43年2月9日生まれ・81歳。
アメリカ出身。
スコセッシ映画における「瞬間湯沸かし器のようなキレ芸」が強烈なものだから、実際にそんなひと?と思われることも多いペシ。
でも実際はシャイガイとして知られ、ゆえにオスカー受賞のスピーチなんかこんなに短い!!
しかも!
そこまで俳優業に固執していないというか、少しダニエル・デイ=ルイスっぽいところがあり、
何年も映画に出ていなかったり、デ・ニーロやスコセッシのお願いだから「ようやく重い腰をあげる」みたいなひとなんですね。
最初にスコセッシと組んだ時も、鬼才として名が通り始めていた監督に対し、電話で「そんなに俺が必要か?」と凄んだとか凄まなかったとか(^^;)(^^;)
だからデ・ニーロと、こんな演技対決が出来るのでしょう。
しかし素晴らしい場面です、流れるのはゴダール『軽蔑』のテーマ曲。
<経歴>
身長158cm、イタリア系アメリカ人。
実質的な映画俳優デビュー作は、80年の大傑作『レイジング・ブル』。
デ・ニーロ演じるジェイク・ラモッタの実弟ジョーイを好演しています。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)でも印象的なギャングを演じ、すでに暴力的なイメージを獲得。
だからこそ、軽快に喋りまくる『リーサル・ウェポン2/炎の約束』(89)のレオ・ゲッツ役が新鮮に映ったところはありますね。
このキャラクターは好評を博し、『リーサル・ウェポン3』(92)と『リーサル・ウェポン4』(98)にも連続出演。
当たり年は、90年。
『ホーム・アローン』でついてない、憎めない泥棒を好演。
同年にスコセッシと再び組んで『グッドフェローズ』に出演。(=オスカー助演賞受賞)
イコール瞬間湯沸かし器は、このトミーというキャラクターにより生まれたものです。
翌年、『JFK』(91)で「やはり」「よくしゃべる」重要人物を演じる…しかし四文字ワードが多いな(^^;)(^^;)
『いとこのビニー』(92)、『パブリック・アイ』(92)、『ホーム・アローン2』(92)、
デ・ニーロが監督業に挑戦した『ブロンクス物語/愛につつまれた街』(93)、
『きっと忘れない』(94)、
そして95年―スコセッシ×デ・ニーロとの三度目の仕事となる『カジノ』に出演。
ここで演じたニッキー・サントロというキャラクターはパンツ一丁でリンチされ殺されますが、モデルとなったひとも最期はほんとうにこんな感じだったそうです。
映画キャリアが「それほど重要でない?」と思わせるのはここからで・・・
デ・ニーロの監督作だからと「出てあげた」ように見える『グッド・シェパード』(2006)といい、
再び旧友と再会するための出演にも思えた『アイリッシュマン』(2019)といい、
とにかく間隔が空き過ぎる。
ファンはもっと触れたいのに!!!
次回作は『リーサル・ウェポン5』だそうなので、これは監督メル・ギブソンになる予定だから出てあげるって感じなのかな(^^;)(^^;)
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(132)ジョージ・クルーニー』
アメリカ出身。
スコセッシ映画における「瞬間湯沸かし器のようなキレ芸」が強烈なものだから、実際にそんなひと?と思われることも多いペシ。
でも実際はシャイガイとして知られ、ゆえにオスカー受賞のスピーチなんかこんなに短い!!
しかも!
そこまで俳優業に固執していないというか、少しダニエル・デイ=ルイスっぽいところがあり、
何年も映画に出ていなかったり、デ・ニーロやスコセッシのお願いだから「ようやく重い腰をあげる」みたいなひとなんですね。
最初にスコセッシと組んだ時も、鬼才として名が通り始めていた監督に対し、電話で「そんなに俺が必要か?」と凄んだとか凄まなかったとか(^^;)(^^;)
だからデ・ニーロと、こんな演技対決が出来るのでしょう。
しかし素晴らしい場面です、流れるのはゴダール『軽蔑』のテーマ曲。
<経歴>
身長158cm、イタリア系アメリカ人。
実質的な映画俳優デビュー作は、80年の大傑作『レイジング・ブル』。
デ・ニーロ演じるジェイク・ラモッタの実弟ジョーイを好演しています。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)でも印象的なギャングを演じ、すでに暴力的なイメージを獲得。
だからこそ、軽快に喋りまくる『リーサル・ウェポン2/炎の約束』(89)のレオ・ゲッツ役が新鮮に映ったところはありますね。
このキャラクターは好評を博し、『リーサル・ウェポン3』(92)と『リーサル・ウェポン4』(98)にも連続出演。
当たり年は、90年。
『ホーム・アローン』でついてない、憎めない泥棒を好演。
同年にスコセッシと再び組んで『グッドフェローズ』に出演。(=オスカー助演賞受賞)
イコール瞬間湯沸かし器は、このトミーというキャラクターにより生まれたものです。
翌年、『JFK』(91)で「やはり」「よくしゃべる」重要人物を演じる…しかし四文字ワードが多いな(^^;)(^^;)
『いとこのビニー』(92)、『パブリック・アイ』(92)、『ホーム・アローン2』(92)、
デ・ニーロが監督業に挑戦した『ブロンクス物語/愛につつまれた街』(93)、
『きっと忘れない』(94)、
そして95年―スコセッシ×デ・ニーロとの三度目の仕事となる『カジノ』に出演。
ここで演じたニッキー・サントロというキャラクターはパンツ一丁でリンチされ殺されますが、モデルとなったひとも最期はほんとうにこんな感じだったそうです。
映画キャリアが「それほど重要でない?」と思わせるのはここからで・・・
デ・ニーロの監督作だからと「出てあげた」ように見える『グッド・シェパード』(2006)といい、
再び旧友と再会するための出演にも思えた『アイリッシュマン』(2019)といい、
とにかく間隔が空き過ぎる。
ファンはもっと触れたいのに!!!
次回作は『リーサル・ウェポン5』だそうなので、これは監督メル・ギブソンになる予定だから出てあげるって感じなのかな(^^;)(^^;)
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明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(132)ジョージ・クルーニー』