Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(501)

2024-05-25 00:10:00 | コラム
ぷれぜん「と」→「と」れいん

6月中旬に帰省予定なのですが、たまには新宿から出ている高速バスで…と思ったら早朝と夕刻からしか出ておらずガッカリ、結局いつもどおり電車を乗り継いでいきます^^

都下から群馬の先っぽまでなので、待ちや乗り換え時間を含めても3時間程度。
小旅行にもならんのに、しゅっちゅう帰ってるわけでもない、、、のは、まぁ歳を取ったからというのと、そこそこ忙しく暮らしているというのと、あとはもう、かーちゃんが居ないことが大きいのでしょうなぁ。。。

映像表現の一大特徴は、時間や空間を「容易に」飛び越えることが出来るというところ。

ゆえに電車は、「移動手段」としてよりは、アクションの設定、あるいは登場人物の心象風景として登場することが多いのではないかしら。


以下、電車が印象的に描かれる映画5選+α。


『殺しのドレス』(80)『カリートの道』(93)

デ・パルマといえば、スプリットスクリーン(二分割画面)とスローモーション、そして地下鉄を使ったアクション。

広い空間ではなく、敢えてかぎられた空間を設けているところが、いかにも彼らしい!!




『アンストッパブル』(2010)

トニー・スコットの遺作になってしまった、残念無念!!

溶融フェノール(発火性のモノスゴ強い有毒化学物質)を大量に積載したディーゼル機関車が無人走行、それを止めるべく奮闘する男ふたりを描くパニックアクション。


しかしだね。
このトラブルのきっかけを作ったデブ男が、あんまり反省してなさそうで、どうなんだ!?とは思いました(^^;)


『千と千尋の神隠し』(2001)

銭婆宅へと向かう千尋が乗るのは、「行ったら戻ってこない」といわれる謎の、海の上を走る電車。

カオナシって見れば見るほど、かわいいんだよね^^


そして車輛内のデザインはさすがだなぁと。


『新幹線大爆破』(75)

みんないうけど、どう考えても『スピード』(94)の原型になった傑作アクション。

ただ米国メジャー作に比べ、この暑苦しさはどうしたことでしょう。
時代のせいじゃない、これが日本産なのです、東映なのです!!




『砂の器』(74)

捜査の移動手段としても登場するけれど、それよりか・・・
和賀英良(加藤剛)の愛人、高木理恵子(島田陽子)が車窓から捨てる、あの『紙吹雪の女』よね!


あすのしりとりは・・・
とれ「いん」→「いん」せき。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(502)』
コメント
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