「日本女優別10傑」を終えたので、代わりの新企画です。
さっきまでアレヤコレヤ考えて、こんなルールを決めたのでコレでいきます^^
①「あいうえお」順につづけていく
②ただし、一項目で「あ」を終えるとはかぎらない
つまり、
③「愛が冠されている映画タイトル10選」の翌日に「歌詞に愛が含まれる歌10選」を展開してもよい、とことん「あ」を使い尽くし、「あ」にまつわる項目が浮かび上がらなくなったところで「い」に移行する
それを、
④映画や音楽、文学それから漫画などの、あらゆるポップカルチャーで展開していく。
これだったら、最終回は「とうぶん、先。」になることでしょう!
というわけで、記念すべき第1回目は・・・
前述した「愛が冠されている映画タイトル10選」でいきます。
選考基準は、映画の出来不出来ではなく「タイトルのセンス」のみで評価してみましょうか。
ではいくぜ!!
タイトル検索結果、3000以上!
多過ぎでしょう(^^;)(^^;)(^^;)
①『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(64)
直訳タイトルを、よくそのまま押し通したなと。
尤もキューブリックは映画の予告編海外バージョンはもちろん、その国の字幕スーパーまで管理するひとだったので、「タイトル変えんなや!!」と恫喝したのかもね。
※それにしてもこの、ひとを喰ったタイトルシークエンス!
②『愛のコリーダ』(76…トップ画像)
鬼才オオシマの野心的傑作。
タイトルがすでに記号化されているのがすごい。
③『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』(2010)
石井隆、後期の代表作。
自身の代表作と同タイトルにして、副題を冠することによって姉妹篇あるいは現代篇であることを表現。
④『ウッドストック/愛と平和と音楽の3日間』(70)
「副題なし」でも通ずるビッグイベントだが、ドキュメンタリー映画としては、このくらいの親切さは「あり。」だと思う。
⑤『愛と死をみつめて』(64)
吉永小百合の10傑でも言及したが、この大風呂敷的なタイトルはえぐい。
まぁ原作も同タイトルなので、映画どうこうの話ではないのだが。。。
⑥『愛と宿命の泉』(86)
フランス産の大作。
原題はキャラクター名に過ぎないので、この邦題は正解。それに「愛」を冠することによって大河感が醸しだされていてグー!!
関係ないが、エマニュエル・ベアールが「発見」された映画でもある。
⑦『愛と誠』(74)
ザ・梶原一騎!
しかも「キャラクター名」と「主題」双方の意味がこめられていて、じつに巧い。
⑧『愛と死の間で』(91)
ケネス・ブラナー、初期の代表作。
原題は『Dead Again』。
どっちも、輪廻転生を想起させてくれて技あり!なんじゃないか。
⑨『ある愛の詩』(70)
シンプルな原題『Love Story』に「ある」を冠し、しかも「詩」にするセンス。
⑩『愛情萬歳』(94)
四字熟語のようなタイトルは堅苦しいが、監督ツァイ・ミンリャンの先鋭性をも感じさせるので「あり。」かなと。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『映画系音楽系文学系あいうえお10選(2)』
さっきまでアレヤコレヤ考えて、こんなルールを決めたのでコレでいきます^^
①「あいうえお」順につづけていく
②ただし、一項目で「あ」を終えるとはかぎらない
つまり、
③「愛が冠されている映画タイトル10選」の翌日に「歌詞に愛が含まれる歌10選」を展開してもよい、とことん「あ」を使い尽くし、「あ」にまつわる項目が浮かび上がらなくなったところで「い」に移行する
それを、
④映画や音楽、文学それから漫画などの、あらゆるポップカルチャーで展開していく。
これだったら、最終回は「とうぶん、先。」になることでしょう!
というわけで、記念すべき第1回目は・・・
前述した「愛が冠されている映画タイトル10選」でいきます。
選考基準は、映画の出来不出来ではなく「タイトルのセンス」のみで評価してみましょうか。
ではいくぜ!!
タイトル検索結果、3000以上!
多過ぎでしょう(^^;)(^^;)(^^;)
①『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(64)
直訳タイトルを、よくそのまま押し通したなと。
尤もキューブリックは映画の予告編海外バージョンはもちろん、その国の字幕スーパーまで管理するひとだったので、「タイトル変えんなや!!」と恫喝したのかもね。
※それにしてもこの、ひとを喰ったタイトルシークエンス!
②『愛のコリーダ』(76…トップ画像)
鬼才オオシマの野心的傑作。
タイトルがすでに記号化されているのがすごい。
③『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』(2010)
石井隆、後期の代表作。
自身の代表作と同タイトルにして、副題を冠することによって姉妹篇あるいは現代篇であることを表現。
④『ウッドストック/愛と平和と音楽の3日間』(70)
「副題なし」でも通ずるビッグイベントだが、ドキュメンタリー映画としては、このくらいの親切さは「あり。」だと思う。
⑤『愛と死をみつめて』(64)
吉永小百合の10傑でも言及したが、この大風呂敷的なタイトルはえぐい。
まぁ原作も同タイトルなので、映画どうこうの話ではないのだが。。。
⑥『愛と宿命の泉』(86)
フランス産の大作。
原題はキャラクター名に過ぎないので、この邦題は正解。それに「愛」を冠することによって大河感が醸しだされていてグー!!
関係ないが、エマニュエル・ベアールが「発見」された映画でもある。
⑦『愛と誠』(74)
ザ・梶原一騎!
しかも「キャラクター名」と「主題」双方の意味がこめられていて、じつに巧い。
⑧『愛と死の間で』(91)
ケネス・ブラナー、初期の代表作。
原題は『Dead Again』。
どっちも、輪廻転生を想起させてくれて技あり!なんじゃないか。
⑨『ある愛の詩』(70)
シンプルな原題『Love Story』に「ある」を冠し、しかも「詩」にするセンス。
⑩『愛情萬歳』(94)
四字熟語のようなタイトルは堅苦しいが、監督ツァイ・ミンリャンの先鋭性をも感じさせるので「あり。」かなと。
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明日のコラムは・・・
『映画系音楽系文学系あいうえお10選(2)』