Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(138)ジョシュ・ハートネット

2024-05-10 00:10:00 | コラム
78年7月21日生まれ・45歳。
アメリカ出身。

超甘い顔のイケメン、ジョシュ・ハートネット。
しかし格闘技好きである自分は、このひとによく似た名前の格闘家ジョシュ・バーネットを想起しちゃうのよね。


そんな自分でも、『オッペンハイマー』(2023)で久しぶりに見たハートネットの姿には驚きました。

彼は、オッペンハイマーがバークレー校で教鞭を執っていたころの同僚で、物理学者のアーネスト・ローレンスを演じている。


うん、よい歳の取りかたをしているなぁ!
そう思った映画ファンも多いはず、2010年代は少し映画界から距離を置いていたこともあり、彼がどんな中年になったのか知っているひとのほうが少なかったものねぇ。。。


※出世作は、このあたりかな。



<経歴>

映画俳優デビュー作は、98年の『ハロウィンH20』。
このシリーズの「半永久的」ヒロイン、ジェイミー・リー・カーティスに気に入られて多くの映画関係者に顔を売ることが出来たのだとか?

同年、ロバート・ロドリゲスによる青春ホラー『パラサイト』(98)で日本のイケメン好きも反応。


ソフィア・コッポラの監督デビュー作『ヴァージン・スーサイズ』(99)、
『シャンプー台のむこうに』(2001)、
この2001年には『パール・ハーバー』と『ブラックホーク・ダウン』という、戦争を扱いながら視点の置きかたがまるでちがう作品に出演。

若いから仕方ないとはいえ、危なっかしい作品選びで、少し慎重になってほしいな―当時はたしか、そんなことを思いましたね。
もちろん前者のことを指しています。
(共演したベン・アフレックに関しては、あのころはバカっぽかったので(失礼!)べつにいいや…と思っちゃった(^^;)

『シン・シティ』(2005)、
デ・パルマが満を持して撮った…割には冴えがなかった『ブラック・ダリア』(2006)、


『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(2009)。

どういうわけか? GACKTと共演した珍作『BUNRAKU』(2010)のあと、


意識的に露出を抑え始め、また、出演作にも恵まれず日本未公開がつづいて「少なくとも日本では」忘れられた存在に。

2017年―『オー・ルーシー!』あたりから本格「再」始動、
日本と、微妙に??縁があるようで、この作品は寺島しのぶが主演する日米合作の低予算コメディ映画なのでした。

ほかの出演作に・・・
『キャッシュトラック』(2021)、『オペレーション・フォーチュン』(2023)、
そして前述したように、最新作は『オッペンハイマー』。

日本と関りを持つようになったから、『パール・ハーバー』出演への罪滅ぼしかな、、、とまでいったら穿ち過ぎかしらん?


次回の列伝は、ジョセフ・ゴードン=レヴィットさんから。

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明日のコラムは・・・

『宅配狂騒曲』
コメント
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