Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間特別企画 映画の身体(3)眼

2024-05-04 00:10:00 | コラム
ガキのころは内向的で引っ込み思案で自信がなく…って3つとも別々の表現で同じことをいっているわけですが、まぁそんな暗い奴だったので相手の―とくに、対「女子」―目を見て話すことが出来なかったな~。
思春期までなら許されることだけれど、これが大人になってもそうだと「あのひとはヒトの目を見て話さない・話せない」なんていう風に、陰口叩かれるようになっちゃうよね。

過去がそうだったからかな、そういうひとたちに対しては自分は寛容で、文句いう向きに対しても「まあまあ、いろんなひとが居るから」とか擁護してみたり(^^;)(^^;)


①ジョニー・デップ…『フェイク』(97)

主人公ドニーのぎらついた眼で始まり、彼の絶望の眼で終わる。


潜入捜査官モノはハズレなしといわれるが、これがいちばんだと思う。



②マリリン・バーンズ…『悪魔のいけにえ』(74)

道理や理屈なんかどうだっていい、恐怖を映像化したかっただけなんだ―そんな監督の声が聞こえてきそうな、ホラー映画の金字塔。


③サム・ニール…『ピアノレッスン』(93)

4K版を鑑賞したばかりだが、受難のひとサム・ニールの、妻の不貞を覗き見するこの場面のいたたまれなさよ!!



④香川京子…『近松物語』(54)

この5選のなかで、最も気高い眼をしているのかもしれない。
これから、死んでしまうというのに。。。



⑤ロバート・デ・ニーロ…『ケープ・フィアー』(91)

マジックミラーだから見えないのに、確実に眼があっているような錯覚を覚える。
デ・ニーロの、この眼の異常さといったら!


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明日のコラムは・・・

『黄金週間特別企画 映画の身体(4)頭』
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