今週は、家にてベートーヴェンの晩年のピアノソナタ、30、31、32番を、
久々に聴いていました。
晩年の傑作と言われるものですが、
この人の場合傑作が多いので、晩年だろうがなんだろうが良いじゃないかと思いつつも、
やはり、晩年の曲なんだなと感じます。
一回聴いて好きになる14番の月光と違うタイプで、
何度か聴いて、一度良いと思うと、手放せなくなります。
重厚であり、多彩でもあり、勢いもあり、作曲者の到達点のような感じもします。
もっとも、もっと長生きしていたら、さらに先へと進むのでしょうが・・・
それにしても、この3曲はセットみたいな印象です。
どれか一曲を聴くのではなく、3曲通して流れるように聴けます。
というかセットと解釈すればいいのかな?
この辺りも、他のピアノソナタと違う印象です。
聴いたCDのピアニストは、ルドルフ・ゼルキンです。
ライブ盤ですが、音が凄く綺麗で録音も良いお買い得。
今度は内田光子のCDを聴いてみたいところです。
他、ドヴォルザークの9番「新世界より」が、何故か頭の中に浮かんできたので、
それを聴きました。これはもう有名曲。
理屈抜きで聴けてしまう素晴らしい曲です。
で、今はテレビでブラームスの1番・・・さすがに統制の取れた動きをしている・・・
結構素晴らしいです。
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