僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

きんぎょ椿

2010年04月14日 | その辺の木や花です
椿の花って
遠くから見ると綺麗なんですが
近くによってよく見ると
花がシミだらけだったり
ぼてぼてを落ちて地面を汚していたり
がっかりすることがあります。

でも
驚くほど種類があるんですよ。

今日は葉っぱだけ



葉の先端が割れて
金魚のシッポのようになります。




つづく









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行こう!希望の世界へ

2010年04月12日 | ウォッチング




















宇宙に行ってみてーんだけどよう
そこに行くにゃぁうーんと頑張って飛んでかにゃなんねえって
はら減っちまったらどーすんだ?
夢はいいけどよ
とりあえず今日の朝飯だよ
いねぇなぁ
いるとこには食いきれねぇほど固まってやがるのによぅ
アブラムシの奴ら…

























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白い鳥

2010年04月11日 | その辺の木や花です
鳥インフルエンザの流行した時から
餌付けを止めました。
以前このブログに登場した時は
百羽以上いたのですが
今はこれで全部です。

でも河原の入り口で監視する人がいるお陰で
変なことをするバカがいないせいか
人をあまり恐れません

今日はマイムだけしか人がいないので
白鳥まで3㍍位のところで観察できました。
そばで見るとでかい!
首がうっそ~みたいな角度に動く!


頭がまだ黒っぽいのは
多分メッシュに興味をもった若造でしょう
やっぱり白い頭の方がきれいだと
その内気付くはずです。






ひと泳ぎした後なので
否、一生懸命餌探しをした後なので
お疲れです。
お昼寝しましょう。
昔外国でチラッと見たことのある
オレンジ色の鳥を真似して
片足ねんねに挑戦してみます。






カラス君登場
みんな優しいので
大騒ぎしたり、お前は全然ちげーだろ
とか言ったりしないで
ごく自然に振る舞っています。






みんな寝てしまいました。
マイムもしばしまどろみます…




あ~のんびりしたぁ













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♪菜の花に飽いたら…

2010年04月10日 | その辺の木や花です
咲きそろいました。

朝のうちは誰もいなかったけれど
昼近くなると親子連れが数組やってきました
お弁当を広げる人もいます
ステキな春の日です。





桜のうすピンクと菜の花の鮮やかな黄色が
春のコラボレーションを見せています。






コラボレーション…
つうか、禁断の恋!?






ブーンという音はどこにいても聞こえ
うららかな陽ざしの中をせわしなく動き回っているハッチ&マーヤ
働き者です

あることに気がつきました
ひょっとすると大発見かも知れません…






こっちの方がいいかも







いいや、こっちの方がプリン体が少なそうだし






何言ってんだか、菜の花の方が栄養あるんだぜ






でもさ、脂肪分が多いんじゃないの?






大丈夫だって、コレステロールは少ないし
ロイヤルゼリーをちょこっと内緒でなめとけばOKさ



って言ってるかどうか分かりませんが、
桜の蜜を集める子と菜の花の蜜を集める子は
完全に別のようです。
両方に留まる子はいません。

そういえばタンポポにも飛んでくるのですが
役割がきちんと決まっているようでした。

それが発見です。

































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君に不屈の人生を見た

2010年04月09日 | その辺の木や花です
去年の夏頃だったかな
僕は花壇の縁に棚を置いた


君はさぞびっくりしたことだろう
寒さが薄らぎそろそろいくか、と思った時
そこにあるはずの広い宇宙がなかったのだから

ほの暗い空気に触れ
君は朝を待ったに違いない

でも朝は来なかった
1本の糸のような光の筋があるだけだった
何日かはそれを見ていたのだろう
数日が過ぎ、数週間が経った頃
君は気付いた

あの筋の向こうに行けばいいんだと

そして君はそうしたんだね
たいそう大変なことだったろうに

広い世界を知り
ほんの、本当にほんのちょっと頭を出し
君は香りを振りまいたね

だから僕は君を知った

それからというもの
毎朝いつも君見るのが日課になった
少しずつでも
ひとつずつでも咲こうと頑張っている君が
いつも滲んで見えた

もう充分に頑張ったよ
そう思った時
僕は君を連れて帰った














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残 心…入部

2010年04月08日 | ケータイ小説「パトスと…」
的を見据えたまま大きな弓をゆっくりと上げ引き下ろす。
矢を頬に付けたまま動かない。

時間が止まったようにも思えた。

その時、背筋をぴんと伸ばして立つ飯塚さんに、
大地にそびえ立つ大木の風貌を感じたのかも知れない。

辰雄は単純にスゲーと思った。
カッコイイと思った。


その後飯塚さんの姿は弓道場で数回見ることがあった。
親に聞いてみると飯塚さんは全国大会にも出場するほどのすごい人らしかった。

らしかった、というのは普段何をしている人なのか分からない、
時々黒い車が迎えに来るようだから多分大きな会社の偉い人なのだろうということだった。


高校生になって弓道部があることを知った辰雄は
誰よりも早く入部することを決めた。







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that’s saw…②

2010年04月07日 | その辺の木や花です
ぺんぺんぺんと三味線を弾く

ナズナなりよ。

夏になるとなくなっちゃうから

夏無 なんだって?

ホントかよ!












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残 心…飯塚さん

2010年04月06日 | ケータイ小説「パトスと…」
辰雄が弓道を始めたのは高校に入ってからだが、
面白そうだと思ったのは中学生の時だった。

近所の、いつもは花壇の草取りや水やりをしている花好きの年寄り
と思っていた飯塚さんを町の武道館に見つけた時だ。


自転車で通りかかった辰雄は武道館の弓道場から聞こえてくる
パスッパスッという音に興味を引かれた。
自転車を止め垣根越しに音の源を探すと、
直径50センチ程の丸い的に矢が数本突き刺さっていた。

きれいに盛り上げられた砂山に5個、
それは2メートル位の間隔で立てられており、その内3つが数本の矢を受け止めていた。

後に砂山は「アズチ」ということ、矢には「ハヤ」「オトヤ」があることを知り、
弓矢と言ってもアーチェリーとは全く違うものだということを知った。


パスッという音は、矢が的を射貫く時の音だった。
弓の主を見やると、飯塚さんが次の矢をつがえるところだった。

え!あのおじさんが?


つづく











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THAT’S SAW

2010年04月05日 | その辺の木や花です
「アレ見てみろよ」

「なんだ、なんだ」


「ほら、KIREIじゃんか」

「なになに、有名人なの?」


「すごいらしよ」

「どれどれどれ?」


「みたいみたいみたい」

「をいをい、押すなよ」


「有名人ったってどうせ大したことないさ」

「そうそう、おおげさだねぇ」


「犬のクソみたいなもんさ」

「ほんとね」





「それをさぁ」

「みんなでね」


「仏様みたいに拝んじゃってさ」

「ありがたいもんだね…」




雑草にも名前があります。
でも誰が付けたんだろう、失礼じゃないか。
























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黄色の世界…①

2010年04月04日 | その辺の木や花です



毎年見に行く春のおいしいスポットなんですが
菜の花と桜の開花日がいつも微妙にずれています
ぴったりあった年もありました
その時は、それはもう本当にみごとです。







今年は…
やっと
2分咲きといったところです。







菜の花は満開!
飲めや歌えの花見客は誰もいません
多分地元の人しか知らない場所なのです。

じっとしていると
ぶ~~んっという音が聞こえてきます。






マーヤが沢山います
あっハッチかな?
数百匹?みんなかわいいです

よーく見ていると…
顔やスタイルの判別はできませんが
せわしなく動き回るのや
じっくりひとつずつ移動するのがいて
「性格」を感じさせます。







カメラで狙っていて
ピントが合った瞬間に飛び去ってしまう…
もうチョット落ち着いて仕事しようよ。

足に花粉団子を沢山付けている子は
少しだけ行動が遅いような気もしますが
どうなんでしょうね。




マクロレンズを持ってきてよかったなり。。。











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がちょ~ん!

2010年04月03日 | 何でも掲示板
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああ~あっ!

やっちまったのでR

愛用のカメラを
落としちまったのでR

トイレの堅い堅い床に落ちた
ガツンと音がした
でもよく頑張ったよ、君

画像は見られないけど
写真はきちんと写るのだ
激しく傷ついても
仕事だけはきちんとしようとする姿に
涙があふれた

君はカメラの鏡だ
(鏡か?)

あの時トイレなんかに行かなければよかった
漏らしちゃうか
その辺で立ちショ○しちゃえばよかったんだ

もう、
がちょ~ん!しか言いようがないのう







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残 心

2010年04月02日 | ケータイ小説「パトスと…」
「さぁそろそろやるか」
浩二の声でみんな一斉に準備を始めた。

辰雄はすぐにカバーを解き
だらんとぶら下がっていた弦に撚りをかけた。

「浩ちゃん、ちょっと持ってて」
声をかけると学ランを脱いだままの浩二が「おう」と言って
辰雄の弓を肩口で受けた。

和弓は逆に反った弓を押し戻し撚りをかけた弦を先端に引っかけて準備する。
鴨居に角でも押さえることができるが
倶楽部ではふたりで代わりばんこに押さえて互いの弓を張るのが普通だ。

「辰雄はいつも早いなぁ、ちょっと待っててくれよな」

まだ胴着にも手を通していない浩二は、それでもあわてる様子はなく
笑いながら辰雄に言った。

辰雄は無言で頷き、張ったばかりの弦をわらじでこすっていた。
この日の為に作ったばかりのわらじに、裏庭で煮詰めた「ぎりこ」をたっぷりと付けた。
これで弦をこすり、摩擦熱で松ヤニを染みこませるのだ。

わらじは切れた弦で、長さ7センチほどの小さなわらじ型に編む
ぎりこは松ヤニを煮詰めた物で右手にはめる「弓がけ」の滑り止めに付けるものだ。
辰雄は薬局で購入した松ヤニを空き缶に入れ、自宅の裏庭で3時間ほど煮詰めて作った。
市販の物よりずっと軽く、使い心地がよかった。

弓道部の数人が段級審査に臨み、
いよいよ実技試験の時が近づいていた。

つづく






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