リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

労働者の休暇

2016-07-09 12:34:16 | NZにて
ハロー!

先日ある食事会でNZに30年住んでいる日本人の方と同じテーブルになりNZについて興味ある話を沢山聞くことができとても有意義なひと時でした。

その中でも特に休暇についてはとても驚くほどの待遇ぶりでただもう羨ましいと思うばかりでした。

○ 休暇は毎年誰もが6週間もらえる。(1年目はもしかしたらもっと少ないかもとのこと)
○ もし使わなかったり残った休暇は翌年そっくりそのまま繰り越しされる。
○ 休暇を取るときは上司の決裁は必要はなく、同じ仕事をしている人とだけ調整をして相手の了解を得るだけで良い。
○ 休暇を貯めていてそれを会社に売って現金化することもできる。会社は現金化されないようにと休暇を取るよう積極的に勧める。
○ その他病気休暇、忌引き休暇もそれぞれ2週間くらいある。
○ 病気休暇の時は医師の診断書が必要だがプライバシーにかかわることなのでそこに病名を書いてはいけない。
○ 定年退職という制度はなく自分が働けると思えばいつまでも働ける。

休暇を貯めておいて家を買うときの頭金にする人もいるそうです。夫の職場の1人が先日1カ月の休暇をとってアメリカ旅行をして帰ってきました。見分を広めいい旅だったそうです。

定年制について、それで弊害はないのか聞くと年1度の健康診断でアドバイスはあるそうですが辞めてくれとは言えないそうです。
彼のチームには70才の同僚がいてやはり少し無理があるなと思うけれどそこは皆で何とかカバーしているそうです。そんなことを考えると自分は65才までと一応決めてはいると言っていました。

彼の会社は誰でも知っているような大手なので特別なのかと思って調べてみました。

法律では年次休暇は最低でも1年に4週間は与えなければいけない、休暇を現金化することができる、病気休暇、忌引休暇も2週間、病名は書いてはいけないなどとなっていました。

夫の職場でも現地職員は同じようなことだったので知ってはいましたがやはりそうなのかと改めて思った次第です。

日本人に同じようにこれだけ沢山の休暇があっても我が夫世代では休暇をもてあそんでしまうのではと思っていました。若い世代ではどう思うのでしょうね。
休暇を現金に換えられるとのことなのでそれなら良いかととも思いますがその代り退職金という制度はありません。