ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

JR川崎駅の商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」の街づくりが完成したようです

2014年02月14日 | 日記
 JR川崎駅の西口にある大型複合商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」の横に、東芝というロゴが入ったビルが完成し、西口側の施設開発は一段落した感じです。

 ラゾーナ川崎プラザは2006年9月28日に開業し、魅力的なブランドのショップが勢揃いしました。「LAZONA(ラゾーナ)」とは、スペイン語の「Lazo」(絆)と「Zona」(地域)を合わせた造語で、「土地と社会、人と自然、そして人と人とのつながり」を表しているそうです。

 この大型複合商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」は平日でも多くの買い物客を集めている横浜・川崎地域では人気の高いショッピングモールです。



 ここは元々は東芝川崎事業所(旧・堀川町工場)があった土地です。



 そして実は、ここは元々は東芝の本社・本店があった土地です。2000年に東芝が川崎事業所を閉鎖し、一時は更地になっていました。

 JR東海道線・横須賀線のいくつかの駅前は、以前は製造業の工場などがあった場所が次々と大型のショッピングモール・センターに変わっています。

 例えば、JR辻堂駅の北口側は関東特殊製鋼の工場跡地に、大規模商業施設「テラスモール湘南」が2011年11月にオープンしています。湘南エリア最大の商業施設を謳っています。

 JR東海道線は20年ぐらい前は、車窓から大きな工場がいくつも見えたのですが、最近は大型の商業施設が目立ちます。日本の製造業は事業収益が上がらないために、主要駅近くの土地価格が上がった場所を売って、ひなびた土地に工場を移転するケースが増えています。

 東京都心でもJR品川駅の海側は以前は工場が多い地域でしたが、最近は超高層のオフィスビルと商業施設が乱立しています。なんとなく、日本の製造業の行く末を示す風景です。