ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原の林道で、シカの群れに出会いました

2014年05月07日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原の林道で、シカ(鹿)の群れに出会いました。

 佐久荒船高原では、シカ(ニホンジカ)に時々遭遇します。草原でも林の中でも見かけます。見かけることが多いのは、エサが少なくなる冬期です。草原の草が枯れていて見やすいことも一因です。

 今回は林道を進んでいると、すぐ目の前をシカが走り抜けて行きました。林道を横切るように若いシカが次々と走り抜けて行きます。



 一頭が林道を走って横断して、下側の沢に姿を消すと、次のシカが登場し、横断して行きます。



 あわててカメラをシカに向けるまでに、六、七頭が次々と横断しています。凶暴な“人間”から必死に逃げていきます。



 画像に写っている若いシカは、それぞれ別の個体です。一匹一匹が順番に飛び出して来たので、一頭当たり一回のシャッターチャンスでした。

 最後の一頭は飛び出しのタイミングが早く、お尻しか写っていません。



 普通は角が立派な雄のシカ(牡鹿)が先頭として走り抜けます。おそらく、リーダー格の雄のシカが横断した後に、この林道にたまたま来たようです。

 全部で、10数頭のシカが林道を横断して行ったようです。

 林の中の陽光が良く当たる場所に、早春の訪れを告げるフデリンドウ(筆竜胆)が咲いています。



 花の直径が7ミリメートルから8ミリメートル程度と小さいので、早朝などの花を閉じている時は、フデリンドウは意外と目立たず、見つけにくい感じです。

 林道の側では、白色のスミレ系の花が咲いています。



 花弁が白いスミレなので、マルバスミレやアリアケスミレではないかと推定しています(葉や茎をよく観察しないと、同定でません)。

 林道の脇の斜面では、ウド(独活)の新芽が芽吹いています。


 ウドは春を代表する山菜です。

 佐久荒船高原は、日に日に“春らしさ”を増やしています。