ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡川島町を流れる荒川の河川敷で、タゲリを観察しました

2018年01月10日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町の北東部を流れる荒川の河川敷に、冬鳥のタゲリを見に行ってきました。

 川島町の北東部の辺りでは、荒川は北西から南東方向に流れています。その荒川の河川敷に広がる草原の中に、冬になるとタゲリの群れが来ます。

 今回は、河川敷に広がる草原の奧に10数羽のタゲリの群れがいました。タゲリの群れはかなり遠くで飛び上がります。

 たまたま、1羽のタゲリが近くにやって来ました。



 その近づいてきた1羽のタゲリを観察しました。全長は平均で32センチメートルです。





 タゲリはチドリ科タゲリ属の野鳥です。頭部に黒い冠羽がある点と身体の金属光沢のような羽根模様が特徴の冬鳥です。





 この日は薄曇りの天気のために、黒い冠羽などの金属光沢色がでていません。

 草原をトコトコと歩くだけで、このタゲリは飛び上がりませんでした。







 今回は、1羽のタゲリに出会えたことだけでも喜ぶしかないようです。

 昨年2017年12月末に、さいたま市桜区の秋ケ瀬公園にタゲリの群れが飛来した時は、多くの野鳥観察愛好家が集まったそうです。タゲリのファンはやはり多いようです。

埼玉県川越市郊外にある伊佐沼には、ユリカモメの群れが飛来していました

2018年01月10日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市郊外にある伊佐沼には、ユリカモメの群れが飛来しています。

 約2カ月ぶりに伊佐沼に行ってみると、農閑期になり伊佐沼に蓄えている農業用水が減らされたままで、水位がかなり下がっています。

 伊佐沼の北側から南側を眺めた風景です。水位が下がって、浅瀬が広がっています。曇り空のために、メリハリがあまりない風景です。



 南北に長い伊佐沼の中程にできた浅瀬に、ユリカモメの群れが休んでいます。この浅瀬までには、距離がいくらかあり、ユリカモメは小さく見えます。





 伊佐沼の岸辺の近くで、ユリカモメを観察していた野鳥観察愛好家の方によると「約70羽いる」とのお答えでした。見て野鳥の数を計測できたので、日本野鳥の会の会員の方ではないかと推定しました。

 目の前の岸辺には、コガモの群れがいて、エサを探しています。少し前までは、ユリカモメも、この岸辺の浅瀬に来ていたそうです。



 ユリカモメの群れは、時々、急に飛び上がります。そしてまた元の浅瀬に戻ります。上空を見ても、猛禽類が来ているためではなさそうです。



 野鳥観察愛好家の方によると「ユリカモメが飛び上がる原因はよく分からない」そうです。

 ユリカモメの群れがいる浅瀬の北側の浅瀬には、カワウの群れがいます。アオサギも一羽、混じっています。



 カワウの群れとユリカモメの群れは、お互いにほとんど気にしていない様子です。

 北側にできた浅瀬では、シロチドリが数羽、エサを探して歩いていました。





 シロチドリは、かなり動き回っています。シロチドリは全長が16センチメートル程度の小さな水鳥です。





 伊佐沼の岸辺には、コガモ以外にも、ヒドリガモなどもいるはずですが、物陰にいるようで、観察できませんでした。

 伊佐沼は第二次大戦の前までは、現在の約2倍の大きさの沼でしたが、干拓されて現在の大きさになったそうです。