今回は、毎冬、ここに飛来するミヤマホオジロを観察することが主な狙いでした。
赤城山南面の標高300メートルから380メートルの裾野部分につくられた嶺公園は、雑木林が多い山麓です。
その山麓の雑木林の中を流れる、水量豊かな小川がある沢があり、その流れの周囲に湿地帯などができています。
その湿地帯の中では、いくらか水が流れ下り、ミズバショウの葉が早くも芽生えていました。まだまだ葉の出始めです。
今回、散策した雑木林の中の沢沿いには、シジュウカラやヤマガラなどの群れが出てきました。
沢沿いのササ藪に出て来たヤマガラです。登場したところは、少し日陰部分になっていて、やや薄暗いです。
沢沿いの木の枝に飛び上がったヤマガラです。
ヤマガラやシジュウカラが、ササ沿いの場所を行き来すると、ミヤマホオジロは警戒心を解いて安心して姿を現わします。
沢沿いの小道からいくらか歩いて移動し、農業用水を蓄えた池の方に行ってみると、池の水面にはカルガモなどが浮かんでいました。
水面に浮いているカモ類の中で、一番目立つカモ類はコガモのオスでした。
関東地方もやや寒気が入ったようで、赤城山南面の山麓にある嶺公園も冷え込んでいました。