ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県入間郡三芳町にある多福寺の境内では、フジの花が咲いています。

2018年04月26日 | 季節の移ろい
 埼玉県入間郡三芳町上富にある多福寺の境内は、新緑に包まれ、フジの花がよく咲いています。

 正式には三富山多福寺という名称の臨済宗妙心寺派の寺院です。

 その境内は、木々が新緑に染まり、フジ棚のフジが淡い紫色の花をよく咲かせています。







 フジ棚のフジは長い花穂を垂らしています。







 境内には、サクラの木々が植えられていますが、どれも葉桜になっています。

 多福寺の境内では、ツツジが花をいくらか咲かせています。



 多福寺の境内は一部に墓地があり、これ以外は広大な雑木林が広がっています。その雑木林は、木々がもう葉を繁らせて、いくらか薄暗い感じになっています。

 そのややうっそうとした雑木林の地面から、キンランが点々と生えて、黄色い花を咲かせています。





 どのキンランも、その側には、添え木の枝が立てられていて、キンランを践まないように工夫してあります。

 三富山多福寺は、元禄9年(1696年)8月に、三富新田(上富、中富、下富)の開拓を命じた川越藩主の柳沢吉保が、それぞれの“菩提寺”として上富に臨済宗三富山多福禅寺を、祈願所として中富に毘沙門社などを設けました。こうした歴史の流れから、三富新田に入村した農家の菩提寺を多福寺にしたとの経緯があるようです(詳細はあまり調べていませんが・・)。