ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県大里郡寄居町にある鉢形城公園では、カタクリの花が満開でした

2018年04月01日 | 季節の移ろい
 埼玉県大里郡寄居町大字鉢形にある鉢形城公園では、カタクリの花が満開です。

 この鉢形城公園は、戦国時代に築城された鉢形城(はちがたじょう)の城跡に設けられた公園です。

 鉢形城公園の北側には、荒川が流れていて、自然の要塞になっています。公園内にも、荒川に流れ込む小さな支流の川が流れていて、アップダウンの坂が続く城跡です。

 その鉢形城公園内の北側にある曲輪(くるわ)跡の斜面では、カタクリの花が群生しています。



 カタクリの花は上によく反って上がっています。





 このカタクリの花は、花期の終わりのように感じました。

 ここ以外にも、城跡内を流れている小さな川が流れている森陰でも、カタクリがいくらか咲いています。

 その森陰の草原では、木陰の中で、ニリンソウが白い花を咲かせています。





 逆に、一足先に早く咲いたアマナは萎み始めています。



 この鉢形城公園は、サクラの名所です。その中でも、エドヒガンザクラの大木が有名です。

 このエドヒガンザクラの大木は、高さ約18メートル、枝張りは20数メートルです。推定樹齢は150年以上です。







 このエドヒガンザクラの大木を下から見上げたために、花は日陰になっています。このエドヒガンザクラの大木は、寄居町指定天然記念物に指定されています。

 このエドヒガンザクラの大木の近くでは、スミレが群生しています。種類はタチツボスミレのようです。



 広大な鉢形城公園には各所でソメイヨシノの木々が花をよく咲かせていて、満開です。

 戦国時代の鉢形城は、戦国時代に関東地方の覇を争った上杉氏系(関東管領)と小田原の北条氏が争った地域です。

 最後は、北条氏系が鉢形城を拠点に周囲を治めたようです。