ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県嬬恋村の浅間山山麓にあるしゃくなげ園はシャクナゲの花が満開です。

2014年05月27日 | 旅行
 群馬県吾妻郡嬬恋村の浅間山系の三ツ尾根山麓に広がる浅間高原しゃくなげ園は、アズマシャクナゲ(石楠花)などの花が見事に満開です。

 浅間高原しゃくなげ園は標高約1400メートルの山麓に、アズマシャクナゲなどの日本古来のシャクナゲが15万株植えられているそうです(個人が造園したものです)。現在は駐車場近く付近で、アズマシャクナゲなどの花が一番見ごろです。



 長野県北佐久郡の軽井沢町から見える浅間山(標高2568メートル)の真裏に向かいます。群馬県吾妻郡長野原町の“北軽井沢”をまず北上し、次に浅間山の南側に回り込むために西に向かうと、嬬恋村の広大なキャベツ畑が広がる山麓にでます。



 広大なキャベツ畑はちょうど大型トラクターで耕し、キャベツの芽を植えたところです(種を播いたのか、苗を植えたのかは不明です)。あまりに広大なので機械化されている農耕地では、人は所々で見かける感じです。

 広大なキャベツ畑の山奥に、浅間高原しゃくなげ園はあります。畑を通る農道に置かれた案内標識を頼りに進みます。山麓に入って、くねくね道の山道を進むと浅間高原しゃくなげ園に到着します(なかなか大変です)。

 浅間高原しゃくなげ園に近づく山道に植えられたアズマシャクナゲなどは蕾が咲き始めたところで、見ごろです。

 浅間高原しゃくなげ園の駐車場から山麓沿いの山道を20分ほど上ると、見晴台に出ます。



 この山道の途中に植えられたアズマシャクナゲが花をよく咲かせています。







 見晴台付近から上側は、もう花は咲き終っています。ここからは北側に見える草津町付近の白根山などの山々が一望できます。

 三ツ尾根山麓の上部の沢沿いには残雪があります。

 昨年2013年5月下旬に、浅間高原しゃくなげ園を訪問した時は、駐車場付近から上側では、アズマシャクナゲはほとんど咲き終わっていました。今年は満開の花を見ることができて、幸せでした。

長野県佐久市の佐久荒船高原では春から初夏に衣更えを始めています

2014年05月26日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、木々が葉を出して新緑になり始め、日に日に木々の緑が濃くなっています。

 午前6時過ぎごろは、佐久市側から薄い朝霧が上ってきます。これによって、少し涼しい朝を迎えています。

 佐久荒船高原の真南にそびえている荒船山(標高1423メートル)の艫岩(ともいわ)も朝霧によって、少し霞んでいます。



 朝霧がはれると、新緑になり始めた、さわやかな高原になります。午後1時ごろの陽光が当たっている荒船山です。



 この時間に艫岩全体に陽光が当たっていることは、夏が近づいている証拠です。

 葉がいくらか出始めて、木漏れ日になり始めた林間では、ニホンサクラソウ(日本桜草)が咲いています。





 開花したニホンサクラソウの花は、佐久荒船高原の一番上まで上ってきたことになります。周囲の野草も育って、ニホンサクラソウの美しい花がいくらか隠れています。

 こうした林の中では、ウバユリが育ち始めるなど、夏の野草が成長しています。

 午前6時過ぎは、野鳥たちはよくさえずります。10数羽のエナガの群れが来て、葉が茂り始めた枝から枝に飛び移っていました。枝の葉陰を動き回るために、撮影はできませんでした。

 キビタキも数羽、来ています。枝影の中で、何とか姿が見えたキビタキの雄です。



 残念ながら、こちらに顔を向けてはくれませんでした。

 かなり羽音が大きい猛禽類(ワシかタカ)が一回飛んできたようですが、その姿は葉陰で見えませんでした。この時は、野鳥たちはいなくなりました(鳴きやみました)。

 快晴なので、佐久荒船高原の西側にそびえている北八ヶ岳の山々がよく見えます。



 北八ヶ岳の山々も初夏に向かって、木々が新緑に包まれているころだと思います。オオルリやキビタキなども、ここまで来ていることと思います。早く見に行きたいです。

長野県小諸市の車坂峠に向かう山麓では、サクラの花が満開です

2014年05月25日 | 旅行
 長野県小諸市の北側にある車坂峠近くに広がる高峰高原(たかみねこうげん)は、まだ早春の風景です。標高が約2000メートルもあるからです。標高約2000メートル付近では、花が小さいサクラの木は開花準備中です。

 浅間山山系の一つに位置する高峰高原に上がるには、小諸市側からかなりのくねくね道(つづら折り)を上ります。その途中の標高1000数100メートル辺りは、花が小さいサクラ系が満開のころです。



 白い小さな花の開花と葉がほぼ同時に出るサクラ系の木です。





 この付近のカラマツ林は葉が芽吹いたばかりの新芽の若緑色です。



新芽の若緑色のカラマツ林とサクラの花が競演しています。



 この付近のシラカバの木も芽吹いたばかりです。

 この満開のサクラの花の根元では、一重のヤマブキの花がよく咲いています。



 不思議なことに、ここよりいくらか下側では、八重のヤマブキの花が咲いています。一重と八重の花を分ける標高があるようです。

 標高2000メートルの高峰高原には、桜前線がやっと到着したころです。

さいたま市桜区の“大久保耕作地”では、サギ類が観察できます

2014年05月25日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川河川敷きに広がる、通称“大久保農耕地”には、田植えされた田んぼが広がっています。ここには、いろいろなサギ類が飛来しています。

 ここでは、荒川はさいたま市桜区の南側を北西から南東に斜めに流れています。その荒川の河川敷きに一面見渡す限りの田んぼ・耕作地が広がっています。



 水が張られた田植えが済んだばかりの田んぼの向こうに(北側に)、さいたま新都心の高層ビルが見えます。今日は春霞で霞んでいます。



 この水が張られた田んぼに、ダイサギが1羽ずつ点々と離れていて、それぞれが水の中にくちばしを突っ込んでエサを探しています。



 近づいてきた人間に気付いて、ダイサギは飛び去りました。



 水が張られた田んぼには、コサギも何羽かいます。コサギと思って観察していると、身体を包む羽根がふわふわなサギがいました。コサギではなく、チュウサギではないかと指定しています。







 コサギ(小鷺)とチュウサギ(中鷺)は名前ほどの大小の違いがなく、その判定は難しいです。Webサイトによると、「チュウサギはクチバシが春から初夏にかけて黒くなる。脚は年中黒い」とのことです。この結果、チュウサギと判断しました。

 残念ながら、お目当てのチドリ目チドリ科のムナグロには出会えませんでした。タマシギにも出会えませんでした。遠くでは、カッコウが鳴いていて、カッコウが日本に飛来したことを知りました。

埼玉県川越市にある伊佐沼は田植えシーズンを迎え、満杯の水を蓄えています

2014年05月24日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼は、田植えシーズンを迎えて、満杯の水を蓄えています。伊佐沼の周囲に広がる水田に水を供給しているからです。

 冬期に水量を落とした時には見えていた岸辺の浅瀬が満杯の水面の下になっています。

 伊佐沼はほぼ長方形に近い、大きな池です。南北方向にが800メートル・東西方向に200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 伊佐沼の北端は、ハス畑になっていて、ハスの花を観賞するための「く」の字状の橋が架けられています。その橋(遊歩道)の上から南側を見た風景です。満杯の水を蓄えています。



 手前に浮かんでいるのは、ハスの葉です。



 ハス畑のハスも満杯の水によって、葉が水面に浮かんでいるだけです。

 ハスが花を咲かせる7月には水量を減らすようです。ハスの花は蓮田一面に咲きます。

 水面に浮かぶハスの葉の間などに、カイツブリが数羽いて、水面を泳ぎながら、時々潜って何かを採っています。







 満杯の水面から突き出ている杭などに、カワウが数羽、留まって、羽根の毛づくろいをしています。



 近くにはカルガモも日向ぼっこをしています。水を抜いた冬期には、浅瀬がでているために、サギ類やシギ類などの水鳥が多数いましたが、現在はほとんどいません。

 伊佐沼は元々、周囲の田んぼに水を供給するために干拓によってつくられた溜池でした。昔は現在の二倍程度の大きさがあったそうです。

 水量が多過ぎるためか、カワセミなども現在は避難しているようです(2013年12月に伊佐沼でカワセミを見かけた話はこちらをご覧ください)。しかし、田植えがほとんど済んでいる周囲の水田にとっては、恵みの水源です。