ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都千代田区の皇居東御苑では、カンザクラの木が花をいくらか咲かせ始めています

2018年01月26日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区の皇居の東側に位置する皇居東御苑では、カンザクラの木が花をいくらか咲かせ始めています。

 昨日1月25日の東京都心部は、早朝にマイナス4度(摂氏)というとても寒い記録を出し、日中も寒い日でした。風ががほとんど吹かない晴天のために、見た目は暖かい感じもしました。

 皇居東御苑の奧の高台にある本丸広場・大奥跡にある「旧江戸城 天守台跡」には、外国人観光客を中心に入場者が次々と訪れています。

 本丸広場・大奥跡には、真っ白い残雪が広がっています。ここに向かう通路は除雪されていて、普通に歩けます。





 本丸広場・大奥跡の中に植えられた2本のカンザクラ(寒桜)の1本が花をいくらか咲かせ始めています。

 東京都の都心部で、一番早く花を咲かせるカンザクラの木の一つです。とても有名なカンザクラの木です。





 カンザクラは一重咲きで淡紅色の花を咲かせます。開花は暖かい場所では、1月中旬から花が咲き出します(限られていますが・・)。カンヒザクラ(寒緋桜)とヤマザクラ(山桜)の交配種と推定されています。

 晴天で風がほとんどない天気のためか、メジロがカンザクラの花の蜜を吸いに来ています。







 このメジロは、花から花へとよく動き回ります。前々日の1月24日には雪が降ったために、メジロはエサが採れなかったようです。

 この一番早く咲くカンザクラの木から少し離れた場所には、秋に花を咲かせるマメザクラ系のジュガツザクラ(十月桜)の木があり、花をまだいくらか咲かせています。



 昨年の10月から約3カ月間にわたって、小振りな花を咲かせ続けているようです。

 近くのサツキの木の根元には、ヤマガラが数羽、潜んでいます。日陰の根元にいて、時々、動きます。



 ヤマガラたちは、時々、周囲の木の枝に向かって飛び上がります。何を狙っているのかは不明です。

東京都文京区本郷の東京大学本郷キャンパス内には、まだ残雪がありました

2018年01月25日 | 日記
 東京都文京区本郷の東京大学本郷キャンパス内は、通路部分は除雪され、除雪された雪を置いた部分には残雪があります。

 関東地方は、2017年1月23日に降った雪で、ほとんどが一面の雪景色になりました。翌日の1月24日は晴天になり、積もった雪はかなり融けました。主要道路では積雪が融けて、一見、普通の道路に見えるようになりました。その一方で、道の脇の日陰部分はまだ残雪があります。また、住宅街の枝道には残雪がかなりあり、通行が難しい場所も残っています(凍結による事故が心配です)。

 東京大学本郷キャンパス内の午後4時ごろの夕日に照らされる建物です。



 この建物の前に設けられた庭園部分は、残雪があり、一面が白いままです。





 本郷キャンパス内の日陰部分にはまだ多くの残雪があります。

 秋にギンナンを実らせたイチョウ並木は、葉を落としたままです。



 イチョウ並木の周囲の背の高い木も、葉を落としたままです。



 東京大学本郷キャンパス内のビルの上から西側を眺めると、新宿・代々木辺りのビル群が見えました。独特の形の有名なNTTドコモビルが見えています。



 逆に、東側を眺めると、東京都墨田区押上にある東京スカイツリーなどが見えます。夕日に照らされています。



 本郷キャンパスの西側の眼下には、東京大学病院の建物が見えます。



 一見すると、1月23日に降った大雪は、東京都の都心部では、過去のものになっているように見える風景です。

日本経済新聞紙の見出し「日本の賃金、世界に見劣り 国際競争力を左右」を拝読しました

2018年01月24日 | 日記
 2017年1月22日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面のコラム「賃金再考 1」が語る、見出し「日本の賃金、世界に見劣り 国際競争力を左右」を拝読しました。

 このコラムのリードは「世界の賃上げに日本が取り残されている」という文章で始まります。

 主要7カ国(G7)の中で、日本だけが2000年の賃金を下回ると報じています。2000年の賃金を“100”とすると、カナダが120数、フランスが118、米国が110数と続き、イタリアが103ぐらいです。これに対して、日本だけが2000年を下回る97ぐらいです。

 日本では、多くの方が賃上げの実感が乏しく、デフレ脱却の足取りも弱いようです。いわゆる“日本株式会社”の年功序列や終身雇用などの慣行にとらわれない賃金の在り方が問われていると、報じています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版も見出し「日本の賃金、世界に見劣り 国際競争力を左右 (賃金再考)」と報じています。



 エイチ・アイ・エス(HIS)グループが長崎県佐世保市ハウステンボスの隣接したところなどで展開する「変なホテル」は、ロボットが接客し、荷物の搬送や掃除も担っています。このホテルは、宿泊者数が同規模のホテルに比べて、約4分の一にあたる7人で運営しています。これによって、同規模のホテルに比べて、2倍以上の利益率が見込めるそうです。

 人手不足が続く中で、省人化投資による生産性向上が相次いでいます。経済学のセオリーでは、従業員一人当りの生産性が高まれば、企業の収益力が高まり、その対価としての賃金も上がるはずです。

 しかし、日本銀行によると、この5年で労働生産性が9パーセント伸びたものの、物価変動を除く実質賃金の上昇は2パーセントに留まっています。

 このことから、世界を見渡すと、日本の賃金が取り残されています。2000年の賃金に対して、G7の国々の中では、日本だけが低い水準です。

 日本企業の経営陣の多くが「人件費が増えると、国際競争力が落ちる」と考えて、賃上げを渋ってきました。従業員は、賃上げしなことを結果的に許してきました。

 郊外レストランを展開する企業の会長は「生産性向上の成果を、従業員の賃金で還元できるかどうかが、これからは企業の生き残りを左右する」と語ります。従業員の人材不足が目立ち始めたようです。

 製造業も高品質の製品を安価につくるコスト競争力だけではなく、新しいビジネスモデルを競う段階に来ていると解説します。「賃金はコストではなく、イノベーションへの投資になりつつある」とも語ります。そのためには、優秀な人材を確保し、事業競争力を上げることが大切になるからです。

2017年1月23日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面のコラム「賃金再考 2」は見出し「賃上げ率 中小企業>大企業 市場原理が改革を迫る」と報じています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版も見出し「中小賃上げ率、大手に先行 市場原理が逆転を生む (賃金再考)」と報じています。


 
 文具販売を手がけているオカモトヤ(東京都港区)は今年も2年連続で基本給の引き上げを考えているそうです。その背景には若い世代の人手不足があります。25歳から34歳の人口は2017年11月時点で1337万人と、5年前より151万人減っています。

 賃上げに踏み切る企業は多いものの、女性や高齢者の賃金は低く抑えられているために、一人当りの賃金の伸びは抑えられているそうです。

 日本の成長への歯車を回すのは従業員の意欲であり、賃上げはそれを引き出す企業戦略の柱だと報じています。


東京都の都心部では2018年1月22日午後から雪が降り、市街地は雪積しました

2018年01月23日 | 日記
 東京都の都心部では2018年1月22日は午後から雪に変わり。夜には積雪量が平均で10センチメートルになり、一面の雪景色になりました。関東地方は1月23日の未明まで大雪との天気予報です。

 日本本州の南側を低気圧が発達しながら通過する“南岸低気圧”となり、関東地方などに雪を降らせました。



 1月22日午後からみぞれから雪に変わり、積雪が始まりました。テレビなどのニュースによると、JR山手線などの主要駅である品川駅や渋谷駅では、午後4時ごろから駅構内のホームでは、電車を待つ乗客であふれ出し、駅構内への入場制限を施したそうです。

 東京都内では、JR山手線などの交通網の遅れなどから、主要なターミナル駅では次第に入場制限を始め、このターミナル駅から出発するバス網にも遅れが生じ始め、大混乱が起こりました。

 日本の本州では、発達し続ける低気圧の影響によって、1月23日の明け方にかけて、東日本から東北地方の広い範囲で雪が降り大雪となる見込みだそうです。

 この大雪による積雪や道路の路面凍結による交通障害に警戒が必要だと警告しています。日本海側の降雪に比べれば、大した降雪量ではありませんが、関東地方の方々は雪への備えができていないので、大混乱になります。

 また、1月23日は北日本を中心に、暴風雪や高波に警戒が必要となるとの天気予報です。

 1月23日以降は、北日本の上空およそ5000メートルにマイナス36度(摂氏)以下の強い寒気が流れ込み、1月27日土曜日ごろまで、強い冬型の気圧配置が持続する見通しだそうです。

(追記)
 1月23日の早朝の埼玉県南部の風景です。屋根の上に、深さ20数センチメートルも積雪しています。
 


 この雪が凍結する夜が来ます。


埼玉県秩父郡長瀞町の宝登山にあるロウバイ園で、トラツグミに出会いました

2018年01月22日 | 季節の移ろい
 埼玉県秩父郡長瀞町の宝登山山麓にあるロウバイ園で、あこがれのトラツグミに出会いました

 宝登山(ほどさん)山頂にあるロウバイ園は花が二日咲きか三分咲き程度なので、訪問者はあまり来ていません。

 西ロウバイ園のロウバイの木々は二分咲きから三分咲きでした。



 西ロウバイ園の下側斜面では「寒桜」と名付けられた小振りなサクラの花がまだ咲いています。



 開花時期は11月から12月ごろとの表示でした。この小振りなサクラの木はフユザクラではないかと推定しています。

 静寂な山麓の中から、その小振りなサクラの木の根元付近からカサカサという落ち葉を踏むような音が聞こえます。キジバトが歩いていました。

 もう一度、その音がする地面を見ると、トラツグミでした。





 キジバトに続いて、トラツグミも出て来たようです。トラツグミは身体の大きさが約30センチメートルです。

 西ロウバイ園では、冬になるとトラツグミが現れるとのうわさがありました。トラツグミはスズメ目ツグミ科の野鳥です。

 観光客がほとんどいないために、トラツグミは安心して出て来たようです。トラツグミは地表をどんどん歩き回ります。



 その内に、斜面を上り始めました。ロウバイの木々に近づきます。





 周囲には、だれもいないので、安心して、トラツグミの動きを見ていました。

 宝登山の山頂の森の森陰には、宝登山神社奥社があります。



 宝登山神社奥社は、やや小振りな簡素な外観です。ここの狛犬(こまいぬ)はオオカミの姿だそうです。 秩父地方には、昔からのオオカミ(大口真神)信仰があるからだそうです。

 宝登山の山頂周囲を見渡すと、山頂近くの背の高い木々の枝には、マヒワの群れが来ていて、よくさえずっています。



 ほとんど人が来ていない宝登山の山頂近くでは、いろいろな野鳥が元気に活動していました。