おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

知的好奇心?

2013年04月14日 07時22分14秒 | 日記


テレビで村上春樹の新刊本発売のニュースを流していた。

深夜に本屋で売り出されるという。そのファンが本屋に列をなしていた。

仰々しいというか、珍奇に思える光景だった・・・?

確かに村上春樹文学は面白い。決して難解と言う訳ではなくはっきりしたストーリーがあって「1Q84」、「海辺のカフカ」などなどみな購入して読んでいる。

ノーベル文学賞の候補者だから、超人気作家だからー深夜に並んで買う必要があるのか?

これはわからない

本は必ずといっていいほど時間が経っても手に入る。しかもその時には何十分の一の値段でー古書は別だが。

ちょうど読んでいた本ー有吉佐和子と生命倫理の専門書を読み終えたところだったので、さて次の本何にしようと思っていたところだ。

それでタイムリーにこのニュースと少し前に「本屋大賞」のニュースが出ていて百田尚樹のことを報道していたのでどちらかというと百田の本を読みたいという欲求が強かったのだがー街の本屋に出かけた

熊本では東京のような「村上狂想曲」状態ではなかったのでホッとした。本はすぐわかるところ客に一番見やすい場所に置かれていたんですぐ見つかった。

村上の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、百田の「海賊とよばれた男 上下」、「永遠の0」を購入。それと一番新しい医学の倫理特に生殖倫理の本を探したがその○○国屋書店にはなかった。哲学倫理関係の書籍って殆ど買う人いないのだろう。隠れたコーナーにひっそりとこじんまりと佇んでいた。

昨夜から百田の「永遠の0」を読み始めた百田ってTVで見ているとキャラクターとても面白いと感じていたら、テレビの「ナイトスクープ」の作家だったという。なるほどー

妻が「海賊ー」を読み始め、私は「0=ゼロ」のページを繰っている。自分の祖父の特別攻撃機隊員としての過去を追うところからスタート。故国を救うために一心を擲って戦って散華した戦闘機乗りの殉国の英雄の話ではないようだ。

そのお祖父ちゃんは戦友の話では「臆病者で、戦場では逃げ回ってばかりいて必ず生きて帰るということを口にしていた」という。これまでの戦争(記)文学とはちょっと見方が違うところから入っているぞー

まだ60ページくらいだからどう展開するのか楽しみだ。村上は後回しー私の位置づけはこうだ。