おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

○○とテンの死闘

2013年04月29日 06時12分17秒 | 日記


それは昨日の午後2時頃に起こった。

昨日は特に天気がよく、山間の冷涼地でも日が昇ると気温が上昇しポカポカした陽気になった。

午餐を終えていつものように昼寝していたその時間だった。

妻は庭を刈り払い機で雑草と戦っていた。庭の一角をフルーツガーデンとして柴を張らないでカボス、リンゴ、ナシ、かき、サクランボ、ブルーベリー、柚子、ブドウを植えている。そのすぐ横がお隣の別荘との境界。隣接するのり面の隣の敷地に大きく育った杉が7、8本取り巻いている。

別荘の向こうは谷川で水の音が家にまで届く。大雨の時には外輪山の上方から大岩を激流が押し流してきて「ゴロゴロ」という不気味な轟音が聞こえてくるので恐くなる。

外輪山中腹にあるこの場所、周りは森に囲まれている。いろんな動物が生息している。今年の正月には猿に作物をやられるという事件があったし、イノシシは彼方此方を跋扈している。まだ直接出合ったことはないがー。それに鹿がいるらしい。その肉は時々頂いてカレーに入れたりしている。

暖かくなると一番私が心配なのが「へび」

畑のまわりの葦が植わっているところの草刈をする時、慎重にしなければならない。「遭遇」する危険性がある。

青大将なら害はないのだが、マムシだとやられると大変

妻がその椿事に遭遇したのがこのフルーツガーデン。何とヘビとテンが柿の木に登って格闘したというのだ。

勝敗ははじめからついていたようだ。ヘビがテンを恐れて柿の木に登った。柿の木は2mほどの幼木、幹もまだ細い。このテッペンに登ってそこから逃げ場がない。それを木登り得意なテンが簡単に追いついた。ヘビの攻撃は口で咬むしかない。登っていった体勢で下からの攻撃に体を反転させてぶら下がった状態で戦ったという。これを巧く避けながらテンは首の下に噛み付きとうとうヘビの体を噛み切り落とした。

テンっていおう動物は肉食なんだろうーウォーキングの月例会が終わって帰宅した時、初めてその惨状を目にした。テッペンにその長い体の一部だけ15,6cmほどの残骸が確認できた。恐らく皆食べてしまったのだろう。弱肉強食の世界、死肉はすべて平らげる。

私はヘビの死骸を片付けないといけない男の義務感で、(しかしへびは最大の苦手!)畑用の長ーい竹棒を持ってきてこれで巻きついたヘビを巧みに外して森に捨てようと考えていたのだが、すでに残骸はほんの一部で恐らく何日もしないうちに鳥(ひよやカラスなど)が処理してくれるだろうと結論。

春夏は雑草との戦いになるのだが一方でこういう出会いを望まない動物との遭遇があるので用心しなければならない

ブログ用に写真をと一端考えたが、写真は残る。消去してもその行為で記憶が刻み付けられるので、目を瞑るとその姿が出現して夢にでも現れるとやばいー写真は止めた。