ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)W・チャン・キム,レネ・モボルニュランダムハウス講談社このアイテムの詳細を見る |
以前から話題になっている本である。
ブルーオーシャン戦略の一番の主張がいかに競走のない市場を築くかということ。
戦略という言葉も、戦術という言葉も、もともと軍事用語で、前提として、敵と以下に戦うかという視点から始まっており、このことは本書では述べていないが、そのとどのつまりが、現在の資本主義の権化発の不況ということになっているのではなかろうか?
ただ、競争のない市場などと声高にいうだけでは、ケツの青い兄ちゃんといわれるが、結局のところ。
てはじめに、この本の中での面白い議論をひとつ。
優れた戦略に共通する3つの特徴とは?
① メリハリ
優れた戦略は、どこの市場をどういう商品・サービスで狙うかということが明確で、総花的ではない。
②高い独自性
競合他社の動きに応じて戦略を立てるのではなく、取り除く、減らす、増やす、付け加えるという独自の価値を築いていこうとして出来た戦略は独自性がある。
③ 訴求力のあるキャッチフレーズ
1,2を兼ね備えているわけだから、当然だが、カスタマーに向けても、自社が何をしているのか?それが明確に伝わりやすいキャッチフレーズがある。