![]() | たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考平野 敦士 カール朝日新聞出版このアイテムの詳細を見る |
■ かかわるすべての人にメリットを提供し、マーケティング情報が得られる
これらのプラットフォーム型ビジネスの成功例に見られる特徴は、かかわっているすべての人にメリットを提供していること。
顧客:このプラットフォームを利用することで、さまざまな魅力的なサービスをワンストップで選べる。
プラットフォームに参加している企業:自社にブランド力や宣伝費がなくても、プラットフォームに参加している人やお店の魅力で、顧客が集まってくる。
胴元:参加企業を募ることで、自社だけではとても実現できないような多彩で魅了的なサービスを顧客に提供できる。
■ プラットフォーム戦略が注目される、これだけの理由
デジタルコンバージェンスの進化
:デジタル技術の発達によって、これまでの産業の垣根が破壊され、新しい産業へ収斂<コンバージェンス>していく過程。
[勝てるプラットフォームの重要な特徴]
① プラットフォーム自らの存在価値を創出できるかどうか
「どの企業とどの企業を結びつけるのか」「誰と誰を結びつけるのか」そして「それを結びつけることによって参加者すべてにメリットが与えられるか」ということ。
⇒ブランディング的観点
➁「場」に参加してもらう人や会社<グループ>の間の交流が活発であるかどうか?
そこにいけば、自分のニーズが満たされるのだということを参加者が認識し、それを周りにも伝え、交流することによって、日々「場」の価値が上がっていきます。それがプラットフォーム戦略の外部ネットワーク効果(クチコミ)です。
③ プラットフォームのルールと規範をつくり、一定の質を保つこと
:一定のクオリティコントロールが出来ているかどうか?
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