本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

異業種競争戦略 : 知のコングロマリット#50

2010-01-04 01:34:10 | 知のコングロマリット
異業種競争戦略
内田 和成
日本経済新聞出版社

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≪異業種格闘技≫
:異なるバックグラウンドを持つ企業が異なるルールで同じ顧客や同じ市場を奪い合う競争
⇒本書の目的:
異業種格闘技の競争構造を解明し、戦略構築の方法を提示すること。

従来のバリューチェーンの上位概念としての<事業連鎖>:
往来の競争戦略は、『同じ業種内での競争』を前提とし、そこでおきる新規参入や取引先との力関係を説明してきた。
⇒ビジネスの脅威と機会がどこにあるかを読み解く

Chap1 今何が起きているか?
[異業種格闘技とは何か?]
セブン銀行
:経常収益2009年3月期898億円 経常利益287億円 経常利益率32%
⇒従来の銀行の定義
世の中に余っているお金を預金として預かり、それを資金を必要としているところに貸し付ける。そうすることで利ざやを稼ぐ。
資金を必要としているところに、余剰資金をうまくマッチさせることで日本経済に貢献している。

★ セブン銀行
:全国14000店舗のATMにより自社の講座のない銀行利用者から手数料が収入源

Point
従来型=利ざやで稼ぐ
新しい異業種によるバンクビジネス
・ ATMの場所で稼ぐ
・ 優れた接客サービスで稼ぐ

[異業種格闘技の定義]
① 異なる事業構造を持つ企業が
② 異なるルールで、
③ 同じ顧客や市場を奪い合う競争



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