本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

就職活動必勝6ステップ!!(2) : 松山情報発見庫#372

2005-12-30 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
子供を就職させる本―親が読む子供のための就職ガイダンス

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④知っている企業の書き出し作業をしてみる。(33-34頁参照)
→これは、③の価値観のものさしが出来たことに加えて、会社判断へのものさしを作るための作業となる。
まずは、素直に知っている、興味のある会社を50社書き出してみる。
最初は、そんなに書き出せなくても、新聞、テレビや電車の中吊りなどいろんなところで興味を向けることにより少しずつ知っている会社が増えてくる。
その中で気になる、興味のある会社に共通のものを考えていく。
その事が、後に志望動機を考えることにつながっていく。

ここで重要になるのが、親の勝手な希望による押し付けではなくて、子ども自身が自分の力で情報を収集していくということである。

⑤子供が決めた就職先選びを軽はずみに否定しない。(84-85頁参照)
子供は思っている以上に親の意見に左右されてしまうもの。

⑥コミュニケーション能力を磨くには?(88-89頁参照)
コミュニケーション能力とは、著者の考えでは、
「相手の言葉からその背景にあるものを想像して、臨機応変に対応し、相手が欲しい答え、あるいは行動を起こせる能力」(同)のことのようだ。
この能力を磨く事で、先も述べた志望動機を述べる力を磨く事にもつながるし、面接そのものの技術向上にもつながる。
どういうようにすればあがるか、それがこれまでの①~⑤のことを一緒にこなしていくことも1つの手であろうし、この本の問題意識の根底である親子の会話の復権ということでもあるのだろう。

〖志望動機作成のポイントと面接での話し方のポイント〗(96ページ参照)
これは、さっきの価値観のたな卸しの部分と同じく3つの軸で考えて話すことが肝要となる。
「事実・情報」、何をしてきたかという事だけではなく、それをしてどのような「感情・感想」をいだいたか、得たか。そこから得たことからの「計画・未来」はどのように就職後にかしていきたいか?
この3つの軸で語る事で説得力が増すということだ。

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