本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

本源的欲求を満たすビジネス : 知のコングロマリット#2

2009-12-23 16:37:52 | 知のコングロマリット
たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考
平野 敦士 カール
朝日新聞出版

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~chap1 なぜいま新・プラットフォーム思考のリーダーが求められているのか?

[工場労働者を監視するための企業戦略や思考では戦えない]
現代の知識社会においては、インターネットの発達などにより知識や情報そのものよりも『それを動組み合わせて問題を解決していくか、新しい価値を創造するか、そういう工夫していくか、周りを巻き込んでいくか』という点にこそ価値があるのです。

「成長している企業では仕事が忙しくても従業員の不満は少ない」「給料も重要な要素だが、それ以上に職場が楽しく、そこで個人がどれだけ学ぶことが出来、成長できるかのほうがはるかに重要だ」

■ 一番大切なことは、収益を上げることではない
景気の悪化により、モノが売れなくなってきているといわれています。しかし、よいものは確実に売れています。ユニクロやマクドナルドの好調が如実にそれを証明しています。
=モノが売れない理由は簡単です。
⇒世の中の変化に対応し、人々が必要だと思いお金を払おうとするものをつくっていいないからです。


[本源的欲求]
顧客や消費者は自分が本当に欲しいと思うものにはお金を払うものです。
一番大切なことは、この「本源的欲求」を正しく認識することです。世の中の経済の動き、技術革新、競争条件やライフスタイルの変化によってニーズは刻と変化しているという現実の直視が必要。

■ 本源的欲求を見つめるための3回の「FOR WHAT」
ある製品やサービスの本源的欲求を見つける方法は3回FOR WHATを質問してみること。
⇒企業のリーダーはそうした「本源的欲求」を捕らえるための人材を生み出す組織をつくる必要がある。



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