本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

Googleフリー戦略 : 知のコングロマリット#113

2010-03-23 23:33:12 | 知のコングロマリット
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
日本放送出版協会

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スティーブン・レヴィ=情報はフリーになるべきだ。
スチュアート・ブランドのコメント
:一方で情報は高価になりたがる。なぜなら貴重だからだ。他方で情報はフリーになりたがる。なぜなら情報を引き出すコストは下がり続けているから。
ここでの情報とは、デジタル方式で符号化された情報のことをいう。

[グーグルと非収益モデル、21世紀型経済モデルの誕生]
グーグル=画像編集ソフトからワープロ、スプレッドシートまで100近いサービスを無料で提供している。
↑↓
グーグルのこのサービスを支えているのが、アドワーズ、アドセンスといった広告サービス。
グーグルがサービスを無料で提供できる根本は、無料サービスを利用者が利用すれば利用するほど、検索機能強化のためのアルゴリズムが進化し結果として、収益源でもある広告サービスの検索性能を高めるということがあるからだ。

そのためグーグルは全社的に、どんな事業をフリー化できるかということを議論している。

[新しいメディアのビジネスモデル]
グーグルの広告が強いのは、ユーザーの意思を広告主に販売しているということ。グーグルを利用するユーザーはキーワードを登録して、配信を希望する広告を選べる。このことによって、グーグルはオンライン広告もコンテンツの一部としてみるというユーザー特性=ユーザーの意思を販売するということに成功したということだ。

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